背景
マイグレーションの管理を続けていると、テーブルを作成するだけでなく変更するマイグレーションファイルも増えてくる。
ファイル数が増えると見通しも悪くなるし、ファイルが分かれているとテーブルの中に特定のフィールドがあるかどうかを調べるのも面倒になる。
結論
もう部分的にロールバックすることがなければ、マイグレーションファイルを統合しても構わない。
Laravel 8 の動作確認
migrate:fresh
してから、テーブルを変更するマイグレーションファイルを削除して、続くコマンドの動作を確認する。
migrate
マイグレーションファイルを削除しても問題なし。
migrate:rollback
マイグレーションファイルを削除すると、その部分のロールバックは実行されない。
ただし、エラーにはならず、削除したマイグレーションファイルについては "Migration not found" とだけ表示される。
migrate:reset, migrate:refresh
マイグレーションファイルを削除しても問題なし。
全てのロールバックが実行されるので、dropColumn()
がなくなっても最終的に drop()
が走ればよい。
migrate:status
マイグレーションファイルを削除しても問題なし。
削除したファイルは一覧に表示されない。