大学生の僕がゼロからWebエンジニアになった話 - 1年生 -の続きになります。
高校時代まで陸上選手だった僕が
大学時代に勉強してエンジニアになるまでの話です。(ほとんど思い出話です)
大学2年生
僕は大学1年生でプログラミングに出会い、 Visual Basic に触れ、
HTML/CSS そして JavaScript を学び、遊んでいました。
さらに、春休みにはWebを離れ、本屋で見つけた Java で動くゲーム作りの
書籍を購入し、サンプルコードを打ち込みながらゲームを作っていました。
そこで、初めてオブジェクト指向というものに出会います。
授業で少し聞いたことがあるような言葉で、その本の内容では
何を言っているのかさっぱりわかりません。
YouTubeで解説動画を見たり、入門サイトで調べたりしましたが、
理解できた!という感覚は程遠いものでした。
しかし、色々なサイトや、Javaで作ったゲームのソースコードと睨めっこしているうちに、
処理の流れや、どこで何をしているのかをある程度把握できました。
そして、(そのゲームはシューティングゲームだったのですが、)
自分でサンプルコードにあった敵キャラのクラスのファイルをコピーし、
適当に値を書き換え、敵キャラを召喚している部分で作ったものを差し替えてみました。
「おぉぉぉ敵がめっちゃ変に動くようになったww」
一人で部屋でにやにやしていた記憶があります。
それから、自分でクラスを追加しては差し替えたり、もっと大胆に改造してみたり、
「さては、これがオブジェクト指向なんだな??」と勝手に思って夢中で遊んでいました。笑
2年生が始まり、次なる疑問が浮かびました。
YouTubeみたいなサイトってどーやって作るんだろう??
1年生のころに HTML/CSS/JavaScript には触れたものの、
「動画の分だけHTMLファイル作ってるのかな??」
「ログインしたり、検索したりするにはどうやってんのかな??」
と、わからないことだらけでした。
そういった疑問を持ったまま、手探りで情報を集めていくと、
まもなく PHP そして、データベース、MySQLに出会いました。
本屋にものすごく簡単そうな
「PHPでショッピングサイトを作ってみよう!」 みたいな本があったので、
購入し、作ってみました。
そして、その一冊でかなりイメージが膨らみました。
「これ使ったら何でもできるじゃん!!w」
PHPとMySQLでデータベースを操作し、1年生で習ったHTMLに
データを埋め込む。
HTMLで準備したフォームからデータを入力してデータベースに突っ込む。
これしかできませんでしたが、僕はかなり調子に乗っていたと思います。
その後自力で、「動画のランキングサービス」を構築しました。
(もちろんフレームワークも使わないPHPのフルスクラッチ)
見返せば地獄のようなコードですが、かなり経験は濃いものでした。
いいね!のように画面を切り替えずにDBを更新するために、
ajaxを使ってみたり、初めてのことが盛りだくさんだったからです。
動画をアップロード機能実装時、ファイルサイズ制限のエラーに悩み、
黒い画面から恐る恐るphp.ini
を触りに行った思い出もあります。
でも、その経験は当時の僕に大きな自信を与えました。
頑張って調べれば解決できないことはないと思っていましたし、
うまくいかない時が何時間も続いても、夢中になって調べていたので
作るのが好きだったんだと思います。
とにかく当時の僕は、一人でプログラミングをしていました。
もちろん他の人と一緒に大学の授業を受けることはありましたが、
学校の課題に対して、自分だけ変なものを作って提出したり、
自分で本を見て作ってみたり、ほとんど趣味みたいな感じでした。
2年生も終わりが近づき、自分でサービスを作る感覚を経験して
自信を持った僕は、次の疑問を持ちます。
「プロの人たちは、現場でどんな風に開発をしているんだろう??」
そして僕は春休みからある会社を訪ね、面接を受けました。
僕は初めて開発の現場を経験することになります。
次回、3年生にて
僕は自分の無能さを知ります。。