はじめに
-
2026-05-15 (金) に AWS Certified Developer - Associate (DVA-C02) を OnVUE 自宅オンライン受験 で受験 → 839 / 1000 で合格 (合格ライン 720 点)

-
受験を検討している人向けに、自己紹介 / 受験動機 / 試験範囲 / 学習材料 / 実際の出題傾向 / オンライン試験の準備 をまとめます
1. 自己紹介
- 職種: バックエンドエンジニア寄りの便利屋さん (テスターや既存システムの改修も担当)
- 実務経験: 2 年 8 か月
- AWS 実務経験: 業務で半年程度
-
普段の技術スタック:
- 実務: ほぼ開発業務でPython中心
- プライベート学習: AWS の検証環境を触る (API Gateway, Lambda, DynamoDBの王道Serverlessアーキテクチャを構築して、ApidogからLambdaに対してAPI叩いてみたり、VPCを構築して、セキュアな常駐型のサーバーとして、ECSでアプリデプロイしてAPIをたたいたりなどなど)
2. なぜ DVA を受けたのか
-
会社が最近 AWS パートナーネットワーク (APN) に加盟したばかりで、自分が取得していた SAA がAPN加盟に向けて活躍する場面があった
- 「もっと AWS 資格を取って、会社をアドバンスドティアに引き上げて案件を取りたい」という流れに乗りたい
- 個人としても クラウドアーキテクトとして、設計・構築ができるエンジニアになりたいという目標がある
- DVA はその第一歩。今後はアソシエイトレベルは一旦 CloudOpsで最後にして、プロフェッショナル / スペシャリティまで広げていく予定
3. 他に持っている AWS 資格
| 資格 | 取得時期 | 補足 |
|---|---|---|
| AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02) | 2025/08 | 初めての AWS 認定取得。AWS の全体像 (主要サービス・料金体系・サポートプラン等) をざっくり押さえる入門資格として活用 |
| AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) | 2025/11 | アーキテクチャ設計の基礎 (VPC / IAM / S3 / RDS など) を固めた。DVA でも前提知識として大きく活きた |
CLF → SAA → DVA の順で取ったので、サービスごとの守備範囲を 「全体像 → 設計 → 実装の選び方」 と段階的に深める形で進められた。

バッチが増えていく感覚が気持ちいい~
4. DVA-C02 試験範囲について
📖 公式情報の出典: AWS Certified Developer - Associate 公式ページ / DVA-C02 試験ガイド (PDF)
※ URL は AWS 側で変更される可能性があるので、リンク切れの場合は「AWS Certified Developer Associate 試験ガイド」で検索してください
公式の試験範囲 (出題分野と比率):
| 分野 | 比率 |
|---|---|
| 第 1 分野: 開発を伴う AWS のサービス | 32% |
| 第 2 分野: セキュリティ | 26% |
| 第 3 分野: デプロイ | 24% |
| 第 4 分野: トラブルシューティングと最適化 | 18% |
主要対象サービス (公式から抜粋 + 体感補足)
- コンピューティング: Lambda (★最重要), Elastic Beanstalk, EC2, Fargate
- データベース: DynamoDB (★最重要), RDS, ElastiCache
- API / 連携: API Gateway (★最重要), AppSync
- 認証 / 認可: IAM, Cognito (★重要)
- IaC: CloudFormation(拡張としてSAM) (★重要)
- セキュリティ / 暗号化: KMS, Secrets Manager, Parameter Store
- メッセージング / イベント: SQS, SNS, EventBridge, Kinesis
- CI/CD: CodePipeline / CodeDeploy / CodeBuild
- モニタリング: CloudWatch, X-Ray
試験形式
- 問題数: 65 問
- 時間: 130 分
- 合格ライン: 720 / 1000 点 (約 72%)
- 受験方式: テストセンター or OnVUE オンライン受験
5. 学習材料・学習法
使用教材
| 教材 | 用途 | 体感 |
|---|---|---|
| CloudTech | メイン教材 | ★図解が多くてかなりわかりやすい。初動がとても楽だったので、これ 1 本で土台を固められた。CloudOps でも引き続き使う予定 |
| Udemy 模試 | 補強・量稽古 | ある程度点数が取れるようになってきてから、いろいろな問題に触れる用途で投入。体感は Udemy のほうが難しめ |
学習期間
- 約 2 週間ちょっと (2026 年 GW から本格スタート → 2026-05-15 受験)
- 勉強時間は、毎日最低でも2時間確保
学習サイクル (毎日のルーチン)
- 模試を繰り返し解く
- 何回も間違えている論点 = 暗記 or 理解が足りていない と判断
- 苦手ノート化
- 毎朝の復習 で間隔反復
💡 改善の余地: 後半になるにつれ苦手ノートが増えて、毎朝の復習量が膨らんでいったので、優先度を付けたり頻度を変えたりするロジックが必要だった。次回 (CloudOps) では改良したい。
6. 実際に出た問題について
⚠️ NDA1 があるため具体的な問題文や選択肢は書きません。出題分野の偏りと、覚えている論点だけ書きます。
主に出たサービス達
- Lambda — トリガー、エラーハンドリング、イベントソース、デプロイ方法
- DynamoDB — 条件付き書き込み、インデックス (LSI / GSI)、容量モード
- API Gateway — エンドポイント種別、認証、Throttling、ステージ
- Cognito — ユーザープール vs ID プール、フェデレーション
- KMS — 暗号化、キーポリシー、エンベロープ暗号化
- SQS / SNS — 非同期メッセージング、fan-out パターン、DLQ
意外と出なかったなー達
- Elastic Beanstalk
- X-Ray
- Code シリーズ (CodePipeline / CodeDeploy / CodeBuild) — 模試では主役級だっただけに意外
7. オンライン試験 (OnVUE) の準備
今回私は人生初のオンライン試験で挑みました!
オンラインで試験したいなって方の参考になれば幸いです。
7.1 部屋セットアップの実例
ポイント: OnVUE は 「机の上が空 + 視界から不要物を排除」 が要求されますが、全部を物理的に片付ける必要はないです。移動できないものは 布で覆って隠す だけで OK。
試験監督には特に何も言われませんでした。
試験会場
普段のメインテーブルには布をかぶせた状態
7.2 必要な持ち物・準備
- 必要なもの: 運転免許証などの身分がわかるやつ → モバイルで写真撮るみたい。てっきり私は、最初に試験監督に見せるものかと……
- 顔がはっきり映る照明
- イヤホン / 帽子 / サングラス / スマートウォッチを外す
- 机の下も全て確認されますのできれいにしておくことがおすすめ!
7.3 試験前の PC ソフトウェア準備
常駐アプリの完全終了 (Task Manager で確認)
- 音声入力 AI (例: AquaVoice) — マイク占有 + CPU 消費、OnVUE と相性最悪
- Discord / Slack / Teams / Zoom — オーバーレイ / 通知系
- Chrome / Edge / Firefox の全タブ
- スクリーンショットツール / 録画ソフト
- VSCode / IDE 系
- Docker Desktop / WSL ターミナル
WSL2 / Hyper-V ユーザーは要注意 — vmwp.exe 問題
初回のシステムテストでは、起きなかったことで当日に初めて起きたことなのでかなり焦りました。
症状: OnVUE 試験当日のシステムテストで「vmwp.exe (仮想マシンワーカープロセス) を終了してください」と表示されるが、wsl --shutdown でも Task Manager の Kill でも vmwp.exe が復活し続ける。
解決策:
-
optionalfeatures.exe(Windows の機能の有効化または無効化) を開く - 「仮想マシンプラットフォーム」のチェックを外す
- PC 再起動
- → vmwp.exe が起動しなくなり、OnVUE システムテスト通過
WSL2 / Docker Desktop / Hyper-V は「仮想マシンプラットフォーム」機能の上で動いている。これが ON の間は OS が vmwp.exe を常駐させ続けるため、WSL シャットダウンや Task Kill では消えないみたい。
試験後に戻すのを忘れずに: optionalfeatures.exe でチェックを 入れ直して再起動 → WSL2 復活。
次回からは、経験があるのですぐ対応して快適にオンライン試験ができそうです!
おわりに
- DVA は Lambda / DynamoDB / API Gateway / Cognito が中核、+ KMS / SQS / SNS / IAM も主役級
- OnVUE 自宅受験は前日のうちに環境チェックを完了 させるのが鉄則 (特に WSL / Docker Desktop / Hyper-V ユーザー)
- これから受ける人の参考になれば幸いです
今後の意気込み
DVA を皮切りに、これから AWS 認定の合格体験記をシリーズで Qiita に投稿していきます。
次のターゲットは AWS Certified CloudOps Engineer - Associate (旧 SOA、2025 年に名称変更で SOA-C03 = CloudOps Engineer になりました) です。引き続き CloudTech をメイン教材に挑戦予定。
その先はアソシエイト 3 冠を達成して、プロフェッショナル / スペシャリティ まで広げていく目標です。
参考リンク
AWS 公式
- AWS Certified Developer - Associate 公式ページ — 試験概要、申込、認定者向け情報
- DVA-C02 試験ガイド (PDF) — 出題分野・比率・対象サービスの公式情報
- AWS Certified CloudOps Engineer - Associate 公式ページ — 次の挑戦先 (旧 SOA、SOA-C03 から CloudOps Engineer に名称変更)
- AWS Skill Builder — AWS 公式の学習プラットフォーム
オンライン試験 (OnVUE)
- Pearson VUE 日本ホームページ — オンライン試験 (OnVUE) 申込・サポート
-
NDA について (補足): AWS 認定試験では、受験前に AWS Certification Program Agreement (AWS 認定プログラム同意書) に同意します。その 第 1.6 条 (Confidentiality) で「試験教材は AWS の機密情報であり、使用・開示・複製・配布・派生作成等を禁ずる」と定められています。さらに第 2.2 条 (g) / 第 3.2 条 (g) で 試験内容の開示・分散・共有が禁止行為 とされており、違反すると 試験キャンセル / 成績無効化 / 認定プログラム参加権の剥奪 / 受験料返金なし の処分対象になります (詳細は AWS Certification 一般ポリシー 参照)。なお「NDA (Non-Disclosure Agreement)」は IT 試験界隈での通称で、AWS 公式は「Confidentiality / 機密保持条項」という表現を使っています。禁止されているのはあくまで「試験問題・選択肢そのもの」であり、出題された分野・サービス・論点レベルの抽象化された情報や、自分の学習法・受験体験のシェアは禁止対象外です。本記事はこの方針に沿って、具体的な問題文や選択肢は一切引用せず、論点レベルに抽象化した情報のみを記載しています。 ↩

