はじめに
こんにちは、株式会社ジール所属の@uemura_eです。
現在、BI onlineライター・編集・運営を行っております。
BI onlineについて
https://bi-online.jp/
ZEUSCloud の実態に迫る、第2回目の投稿です。
前回1回目では ZEUSCloud というBIツールがこの世に存在しているよ!というお話でした。
第1回 : https://qiita.com/uemura_e/items/dfc091245254e20d2a1e
第2回目は、ZEUSCloudの内部構造とログインについてご紹介します。
※今回もテストデータを用いております。
ZEUSCloud の内部構造って?
ZEUSCloud の製品ページによると、機関部門のデータや、IT部門のデータ、データ形式が様々であるにも関わらず、ZEUSCloud にポンと入れれば万事OKとのこと。内部構造を紐解くと、下の手順で処理される様です。
❶ データの収集、加工などのETL処理
↓
❷ DWH や Data Lake によるデータの蓄積
↓
❸ MicroStrategy 側の機能として、データ分析を行い、ダッシュボードやレポート作成
ZEUSCloud は、これらのステップがパッケージ化されているので、ユーザ側の負担が少ないのだそうです。なるほど、とても便利そうな製品ですね。
しかし・・・言うは易く行うは難し。
猫も杓子もかんたんかんたんって。実際使ったら意外と落とし穴があるに違いない・・・
きっと導入に踏み切れないお客様は、もっと不安をお持ちになると思います。
私が抱いた懸念点
●インフラ回りに明るくないお客様の場合、導入そのものが後ろ向きだろうな。。。
●自社インフラの整備が整っていない場合、厳しそうだな。。。
●実際、ポンとデータを入れた後、結局はデータの結合とか色々あったりするのだろうな。。。
●データのクリーニングが必要ないと言いつつ、ふたを開けたらあったりするパターンもあるから、その修正にまた時間がかかりそうだな。。。
●レポート画面も一から作成するというのは、初めての方にはハードルが高いと思うな。。。
オールインワン?マユツバものじゃないか???
という事で、早速真相を確かめるべく試してみました!!
いざ、ZEUSCloud ログイン!
ZEUSCloud を開くと下の画面が出てきました。
ZEUSCloud にログインしたら、すっきり明快!
な、な、なんと主に使用するボタンは3つ (①②③) だけだった!
<よく使用するボタン3つ>
①分析機能
②参照機能
③メンテナンス機能
<サポート用に使用するボタン2つ>
④マニュアル
⑤クライアントツール
❷
1の画面で③のボタンを押すと、左図の2の画面に遷移します。
ZEUSCloud にデータをインポートする方法は、Data Lake か DWH を選択します。選択ボタンは①又は③、データ読み込みボタンは②又は④を押すだけ!
①Data Lake にファイルをインポート ③DWH にファイルをインポート
↓ ↓
②Data Lake へ取り込み ④DWH へ取り込み
❸
インポートはファイルをドラッグアンドドロップすればOK。
❹
インポート後にデータを追加する場合は、挿入からデータを追加する。
❻
インポートの際、ファイルに編集が必要なデータがあれば、インポートする際にキレイに整える。整える必要があるデータがあれば自動でチェックしてくれる。インポート後に型変換をしたい場合は、随時行えるので焦らなくてもOK。
そんなこんなで、あっという間にデータがインポートされました
おわりに
いかがでしたでしょうか。
以外と簡単にデータをインポートすることができますよね。
さて次回は、いよいよビジュアルを作成し、レポート完成までご紹介予定です