はじめに
VSCode の拡張機能「Code Spell Checker」は、スペルミスを自動で指摘してくれる便利なツールです。
これまでの設定では cSpell.enabledLanguageIds
を使って対応言語を指定していました。
最新バージョンでは cSpell.enabledFileTypes
に設定が移行している点を整理し、使い方を分かりやすくまとめます。
変更点
参考にさせていただいた元となる Qiita 記事をご紹介します。
VSCodeでスペルミスを指摘してくれるCode Spell CheckerをRuby言語に対応させる – suke_pg 氏
こちらの設定では、以下のように cSpell.enabledLanguageIds
を使っていました:
"cSpell.enabledLanguageIds": [
"css",
"html",
"javascript",
"json",
"less",
"markdown",
"plaintext",
"scss",
"text",
"ruby",
"yaml",
"yml"
]
この設定により、指定した言語ファイルに対して Code Spell Checker が動作するようになります 。
最新バージョンでの設定 cSpell.enabledFileTypes
2025年8月現在の Code Spell Checker(最新版)では、cSpell.enabledFileTypes
という設定に変わっており、言語ではなく ファイルタイプ を指定します。
例えば、以下のような設定が一般的です:
"cSpell.enabledFileTypes": {
"json": true,
"markdown": true,
"plaintext": true,
"typescript": true,
"typescriptreact": true,
"javascript": true,
"javascriptreact": true,
"vue": true,
"html": true,
"css": true,
"scss": true,
"less": true,
"yaml": true,
"xml": true,
"c": true
}
このように、json や markdown、typescript、vue など、幅広いファイルタイプを個別にオンオフできます。
まとめ
- 旧方式
-
cSpell.enabledLanguageIds
対象言語をリストで指定。「text」や「ruby」などを含む
-
- 新方式
-
cSpell.enabledFileTypes
各ファイルタイプを個別にオン/オフ可能。柔軟な制御が可能
-
最新バージョンでは cSpell.enabledFileTypes
の利用が推奨されており、従来の 言語指定 から ファイルタイプ指定 へと移行している点を押さえておきましょう。