以下は、データモデリングの演習に適した要件例です。これらの要件をもとに、イベントやリソースの抽出、対照表の設計の練習に使います。
演習.1
- スマホアプリでタスク管理システムを作成する。
- ユーザーはタスクを作成し、期限、優先度、カテゴリを設定できる。
- タスクは完了状態に変更可能で、進捗状況が一覧で確認できる。
- ユーザーはタスクをチームで共有し、メンバーごとに担当者を割り当てられる。
- 各タスクにはコメント機能があり、進捗状況を記録できる。
演習.2
- 図書館では本を管理することができる。
- 本にはタイトル、著者、ジャンル、出版年を登録できる。
- 会員は本を借りることができるが、貸出期間は14日間である。
- 会員が本を返却しない場合、延滞料金が発生する。
- 図書館は各本の貸出履歴を記録し、特定の本が現在貸出中かどうかを確認できる。
演習.3
- スポーツクラブでは施設を予約することができる。
- 施設にはジム、プール、スタジオの3種類があり、それぞれ利用可能な時間帯が異なる。
- 会員は予約時に利用したい施設と日時を選択する必要がある。
- 施設の利用状況は管理者がリアルタイムで確認できる。
- 予約時間が終了後、利用者の満足度を記録することができる。
演習.4
- コンサートチケット販売システムではイベントを登録することができる。
- イベントには開催日、会場、チケット料金、座席数が設定されている。
- ユーザーはイベントを検索し、チケットを購入することができる。
- チケット購入時には座席番号が割り当てられる。
- 購入済みのチケットは払い戻しができない。
演習.5
- 飲食店の予約管理システムを構築する。
- レストランはテーブルを登録し、それぞれの収容人数を設定できる。
- 顧客は日付と時間、人数を指定して予約を行うことができる。
- レストランは予約を承認またはキャンセルすることができる。
- 予約が完了すると、確認メールが顧客に送信される。
演習.6
- オンラインマーケットプレイスで商品を販売するシステムを作成する。
- 出品者は商品を登録し、価格、説明、カテゴリを設定できる。
- ユーザーは商品を検索し、カートに追加して購入できる。
- 購入後、システムは出品者と購入者の間で発送情報を管理する。
- 商品のレビューと評価を購入者が投稿できる。