正確にキーボードを打てないと生まれそうな弊害
- キーボードと画面を交互に見ながら作業するので疲れる
- タイポが多く、修正時間が余分にかかる
- ホームポジションができていないので、ショートカットの配置が押しづらくなる
- ペアプロの際に入力に時間がかかり時間効率が下がり経験値を得る機会が減る
- 議事録を書くことに手一杯で要点をまとめきれない
正確にキーボードを打てると良くなること
- キーボードを打つために脳内メモリを使わないで済む
- タイポが減ることで、思考スピードに近い速さで入力できる
- 運指が良くなり、ショートカットも使いやすくなり作業効率がさらにアップする
- ペアプロにおいて入力スピードのギャップが減ってシニアプログラマとの作業がしやすくなる
- 議事録でいったん頭のなかで整理してアウトプットする余裕ができる
ホームポジションの確認
これは対面で手元を見ないと気づきません。フルリモート環境で新人研修を行っている場合は意外な落とし穴かもしれません。
雑談のなかで、スペースやエンターをどこで押しているか、そもそもホームポジションを知ってる?と聞いてみるのがシンプルに近道です。
タイピング速度、精度の向上の方法
monkey type にアカウントを作って、就業前に5分やってもらいます。
5分でいいのか、少なくない?と思うかも知れませんが、 やる気を出す方法を考えるのはムダでとりあえず動けとのことなので、調子が悪くても乗り気じゃなくてもやれる時間をベースに考えています。
まずは5分。をファーストミッションにするといいです。
monkey typeの良いところは、
- ブラウザだけでできる
- 正誤率、速度がグラフで見やすい
- 難易度カスタマイズが豊富で飽きない。(秒数
second
、単語数words
) - 無料
修了レベルの目安
一定以上の速度と精度を身につけるための取り組みなので、ずっとやる必要はないです。
english 5k
100 words
を 5回くらいやった時点で avg accuracy 95%
以上、かつ、45 wpm
以上が平均で出せてる
のであれば、あとは自己判断でやってねとするのでよいかと。
なんでも助走期間がいちばん難しいので、はじめのうちは1週間ごとにふりかえって、実施時間とグラフを見ながら状況を確認していくとよいです。
ちなみにこのときの会話のなかで「スピードがなかなか伸びない」という相談を聞いてホームポジションがズレていることに気づいた。という経験があります(笑)