以前に以下の記事を書いていますが、PCを買い替えたので再度環境構築してまたハマったので備忘録。
今度は日本語名が問題ではなかった
前回の反省を生かして、Windowsのユーザー名は日本語を含んでおりません。完璧。
そう思ったのに、どうしても環境構築でつまずく…おのれ Raspberry Pi pico
自分の環境
環境 | バージョン |
---|---|
VSCode | 1.100.1 |
Raspberry Pi Pico拡張 | 0.17.5 |
OS | Windows11 |
マイコン | Raspberry Pi Pico W (WH) |
公式開発環境
2025年5月16日現在の Raspberry Pi Picoの公式の開発環境は、
VSCode + Raspberry Pi Pico 拡張機能 を使用した環境です。
現象
- VSCode の拡張機能から「New Projct From Example」を選択
- Select an example に「blink」を選択
- Board type はデフォルトのまま「Pico 2」にする
- その他デフォルト設定でCreateボタンを押す
-
blink.c
とCMakeLists.txt
のみが作られたプロジェクトフォルダが作成される
?????
ああ~ Pico2 じゃなかった~ 間違っちゃった~
※この時点でPico2 を使ってる人は困るけどね
現象
- VSCode の拡張機能から「New Projct From Example」を選択
- Select an example に「blink」を選択
- Board type は「Pico W」にする
- その他デフォルト設定でCreateボタンを押す
-
blink.c
とCMakeLists.txt
のみが作られたプロジェクトフォルダが作成される
toolchainとかないとビルドできないのですが…?????
それをやってくれるプラットフォームじゃないの…????
原因・解決方法
いろいろ試してわかったのは、初回は以下の設定じゃないと、toolchainやsdkをダウンロード・インストールしてくれません。
- VSCode の拡張機能から「New Projct From Example」を選択
- Select an example に「blink」を選択
- Board type は 「Pico」 (絶対Picoじゃないとだめ)
- 無事にsdkやtoolchainのダウンロードが始まりましたとさ
しかしPico W ユーザーは以下の手順を忘れずに。
- sdk のダウンロードが終わったので、 blinkプロジェクトを削除する。(pico用なので、pico Wにインストールしても動かない)
- 再度 PicoWをBoard typeに設定し、プロジェクトを作成する
- すでにsdkなどはインストール済みなので、エラーにならず済む…