概要
TampermonkeyやStylusといったブラウザ拡張は便利なものですが、AndroidのChromeでは使えず、Firefoxのエクステンションもまだ未対応のようです。が、Sleipnir Mobileというブラウザで実現することができることがわかりました。
これを使えば広告を非表示に(自己責任で)したり、スマホ表示に対応してないサイトにCSSを差し込み無理やり対応させるなど、夢がひろがりんぐです。
本記事は開発中にハマった罠のログです。
できること
公式のドキュメントをご覧ください。tampermonkeyと同じ感覚で開発ができます。
#罠
ドキュメントには書いてない仕様があるようで、いくつもハマりました。
文末のセミコロンが必須
内部処理で改行を削除しているのか?定かではないですが、セミコロンがないとそもそも動かず、コンソールを確認することも出来ないため、首をひねることになります。
/* セミコロンがないので動かない */
$(".hogehoge").remove()
//によるコメントアウトが効かない
これもハマりました。スクリプトそのものが動かなくなります。
/* //を使うと動かない */
$(".hogehoge").remove();
//hogehogeを削除
SLEX_addStyleは動かない場合がある
この関数はCSSをパースして処理しているようで、あまり複雑なセレクタを使うと動かないようです。styleタグを生成するして対処します。
またハマったら追記します。
快適な開発のために
褒められた方法ではないですが、ソース全体をtry-catchで囲むとデバッグが捗ります。
try {
hogehoge();
fugafuga();
...
alert("done!");
} catch(e) {
alert(e);
}
うんともすんとも言わない場合は文法エラーの可能性が高いです。jsHint等で確認しましょう。
#おわりに
コンソール実はあるぞ!とか、そんなのは常識だぞ!とか、こうすれば回避できるぞ!とか、情報をご存知でしたらお知らせ下さい。主は豆腐メンタルなのでなるべく優しくお願いします。