最初に
こんにちは。
私は SES企業に2年在籍し、自社内開発企業へ転職してから1年 が経つエンジニアです。
「SESと自社開発って何が違うの?」
「実際に転職してみてどうだった?」
と気になる方も多いと思い、実体験ベースで感じたことをまとめてみました。
あくまで一個人の経験ですが、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
結論:自社開発に来てよかった。でも適性や価値観で大きく変わる。
先にまとめてしまうと、
私は 成長したい人・自分の仕事の影響を実感したい人には自社開発が向いている と感じています。
ただし
- どちらが「良い・悪い」ではない
- 働く環境・担当プロジェクト・会社の方針で全く違う
ということだけ最初に強調しておきます。
1. スキルを絞って開発できるので成長実感がある
SESと聞くと 「現場ガチャ」 を思い浮かべる人も多いと思います。
私の場合、SES時代は以下のようなことが頻繁にありました。
- 技術を深掘りしたいのに、現場都合で別案件へアサイン
- 全く興味のない領域を担当
- 「広く浅く」のスキルセットになってしまう
- 面接で「これが得意です!」と言い切れない苦い経験…
その点、現在の自社開発では以下が大きな違いでした。
- 同じ言語・同じプロダクトを継続的に触れる
- ある程度自分の希望が通る
- プロダクト理解とともにスキルが伸びていく感覚がある
その結果、1年経ち「この領域なら任せてください」と言えるようになり、
エンジニアとしての成長を実感できています。
2. 自分の行動がそのまま会社の成果に結びつく
SES時代は新人だったこともあり、責任のある仕事が回ってくることは少なく、
どこか「お手伝いしている」感覚がありました。
しかし自社開発に来てからは状況が一変。
- プロパとしてパートナーさんにレクチャーする
- 大きめの機能開発を任せてもらえる
- 手戻りすれば会社全体に影響する緊張感
こうした環境も相まって、当事者意識が格段に上がりました。
ただし、1つ後悔もあります
入社当初、製品理解の勉強量が足りなかった…!
自社開発は「スキル+自社製品の深い理解」が大前提です。
製品を知らないと読めないコードが非常に多く、
「もっと早くキャッチアップしておけばよかった」と今でも思います。
3. 個人タスクでも、結局はチームプレイ
私が転職して意外だったポイントがこれです。
「想像以上に個人作業が多い」
- 既存システムの改修をひとりで担当
- 工数見積もりから実装・テストまで自分で管理
- 仕様理解が甘いまま進めて迷惑をかけたことも…
最初は抱え込みすぎて失敗することが多かったのですが、
そこから学んだことがあります。
わからないことは早く聞くのが正義
- 有識者に相談する
- 仕様を決めたコンサルに質問する
- ドキュメントを漁る
- Slackで相談する習慣をつける
これを徹底した結果、
- 認識違いが減る
- 工数が前倒しになる
- コミュニケーション能力が上がる
という良いサイクルに入りました。
自社開発は社員同士の距離が近く、
補い合いながら適材適所で作業する文化があるため、
「個人タスクもチームプレイ」だと実感しています。
ちなみに私は人をフォローしたり話したりする方が得意なので、
現在は新人教育も任されています。
自分が組織の一部として機能している実感があり、やりがいを感じています。
まとめ:どちらが良い悪いではなく、価値観で選ぶべき
最後にまとめると…
- SES:多様な案件を経験できる、環境次第で働きやすい
- 自社開発:特定領域を深掘りできる、責任と裁量が大きい
- 自分の価値観・スタイルに合わせて選ぶのが大事
私は「成長したい」「自分の成果が見える環境で働きたい」という思いが強かったので、
自社開発企業に転職して本当によかった と感じています。
転職を迷っている方の参考になれば幸いです。