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docker containerの挙動が変わらなくて困った

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#はじめに
コードを変更しても、コンテナ内のアプリの挙動が変わらなくて、困ったことになっていました。その対処法についてのメモです。(キャッシュが効いていた系ではない)

#先に対処法
Dockerfile内でbuildしたapp(実行ファイル)を、docker-compose.ymlで設定していたvolumesのローカルディレクトリ内にあったappが上書きしてました。
よって、余計なマウントをしないように変更することで解決しました。

#Problem

  1. dockerコンテナで作成していたgolangのアプリがある
  2. Dockerfile内でbuidしてappを起動するようにしている
  3. 例えば、main.goを編集して保存する。
  4. docker-compose up -d --build でアプリを再作成・起動する
  5. あれ?変更されてないぞ!?(buildは実行されている)
  6. docker-compose build --no-cache を試すが同じ...

ディレクトリ構成↓

myapp
 - docker-compose.yml
 - Go
    - Dockerfile
    - main.go
    - app

コード一部抜粋↓

Dockerfile
FROM golang:1.12.12-alpine3.9 AS build

ENV GOPATH $GOPATH:/go
ENV PATH $PATH:$GOPATH/bin
ENV GO111MODULE=on

hogehoge

COPY . /go/src/app
WORKDIR /go/src/app
RUN go build -o app main.go
CMD ["./app"]
docker-compose.yml
version: '2'
services:
  app:
    build:
      context: ./Go
      dockerfile: Dockerfile
    volumes:
      - "./Go:/go/src/app"
    container_name: go_app
    ports:
      - "127.0.0.1:8080:8080"
    tty: true
    restart: always

#原因
原因は、試しに作成していたローカルのappでした。
コマンドの実行順序は、RUN → volumes → CMDとなっており、コンテナ内でbuildしたappをローカルのappで上書きしてしまっていました。

#対処法
##余計なファイルをマウントしない
今回であれば、セッション情報のみを永続化して保存する必要があったので、ファイルの共有はこの1ファイルで十分でした。

docker-compose.yml
    volumes:
      - "./Go/sessions:/go/src/app/sessions"

##共有してはいけないファイルを除外する
開発時には、ソースコードをマウントして編集するほうが便利です。
よって、appだけは共有しないようにするのも一つの手だと思いました。
DockerでVolumeをマウントするとき一部を除外する方法

#おわりに
そもそも、セッション情報の永続化を目的としてコード変更をゴニョゴニョやってるうちに、こんなことに。(本番サーバと開発サーバでの差分もあったり)
そのうち、データベース管理に移行します。(そのうち)

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