はじめに
- 労働保険年度更新のためのe-Gov電子申請APIのトークンを取得するところまで作成できました
- 次は実際の申請処理に入ろうと思ったら、署名が必要なことに気づいた
- 算定基礎届の際も、電子証明書の価格が高かったため、途中でやる気がなくなった気もする
調査
- 今回はChatGPTで電子証明書を安く手に入れる方法を聞いてみたら「法務省の登記に基づく電子証明書(商業登記認証局発行)」が一番安く7,400円/年だ。それでもやっぱり高い
- 法務省の登記に基づく電子証明書について自分で調べてみると、令和7年4月に商業登記電子証明書の発行手数料を引き下げたとある。しかも500円/1ヶ月のプランもある。これなら試せる価格
- ChatGPTだとICカードしか対応していないということだったが、調べてみると公開鍵と秘密鍵のキーペアをこちらで用意して、証明書をダウンロードすることができるみたいだったので、ICカードリーダーを使用せずにサーバだけで署名を完結できそうな感じ
- 1ヶ月で労働保険年度更新と算定基礎届をやるなら6月10日以降に証明書を手に入れる
- 電子申請で即日発行されるようだ、このスピード感はすごい
制作物まとめ
- 6月終盤に、別の仕事が入って時間切れで間に合わなかった
- 電子申請で労働保険年度更新と算定基礎届の対応を実施
- 電子申請を行うと、申請内容をzipで保存ができる。その中にはAPIで送るための構成ファイルやXMLファイルがそのまま格納されているので、そのファイルに直接埋め込めばよさそう。頑張ってXML作成していたのは全て無駄になってしまった
- 労働保険年度更新も、算定基礎届も人数が少ないと入力内容はかなり少なく、賞味2時間ぐらいで終わる
- この作業の最適解としては、入力内容を業務システム側で集計した結果を画面に表示して、それをe-Govにコピペして申請するというのが一番コストは少ないと思った。電子証明書も必要なく、30分ぐらいで終わりそう。来年試す
- e-Govでは電子証明書が必要ないのに、APIだと認証通っても電子証明書が必要になるのは無駄だと思う。この場合の最適解はロボットでe-Govにログインしたり入力したりするのが最適解となってしまう
結論
- VibeCodingは定型プロンプトを見つけ出しておいて、どこかにリストアップしておくとよい
- いつも同じ結果が得られるわけではない
- 自分で開発したほうが早い場合は、AIに頼らない