はじめに
みなさまは普段、ブレストをする機会はありますでしょうか。
ブレストとは、ブレインストーミングの略語で、お題に対してアイデアを自由に出し合う会議手法です。
新しい発想を生み出したり、課題解決の糸口を見つけたりするための有効な手段です。
ブレストには色々やり方があります。
- 口頭で意見を出し合う
- 意見を付箋に書いて壁に貼っていく
- 意見をツールに打ち込んでいく 等々
そこで今回、紹介させていただくのは「hidane」という便利なブレストツールです。
簡単な操作でアイデアを共有したり、整理したりすることができ、誰でも気軽に使えるのが特徴です。
さらに、チーム全員がリアルタイムで意見を追加・編集できるため、リモートでのアイデア出しにも最適です。
hidaneとは?
hidaneはWebアプリです。
hidaneを使うには、PCのブラウザ上から以下のページにアクセスする必要があります。
無料なので早速試してみましょう。
hidaneは代表者1名が部屋を作成し、他の参加メンバーがその部屋に入ることで一緒にブレストできます。
モンハンと一緒です。
参加者は12名までです。
やってみた
では、部屋を作ってみましょう。
画面中央の「新しいルームを作成」をクリックします。
GoogleやMicrosoftのアカウントと連携させることも可能ですが、まずはゲストで始めてみましょう。
「ゲストではじめる」をクリックします。
ゲストアカウントを作成することができました。
「新しくルームをつくる」をクリックします。
次にブレストのテーマを入力します。
今回は例として「おにぎりの新しい具材を考えよう」というテーマにしました。
「ルームをつくる」をクリックします。
テーマを決めるとこんな画面に遷移します。
カジュアルな感じですごく親しみやすいデザインです。
右上の「変更する」をクリックすると、スキップするフェーズを選択したり、各フェーズにかける時間を設定することができますが、今回はデフォルト設定で試そうと思います。
※「アイデア出し」と「クロージング」をスキップすることはできません。
さて、他のハンター参加者を招待しましょう。
招待方法としては、他の参加者にもhidaneにアクセスしてもらい、トップページの「コードを入力して参加」の欄に参加コードを入力してもらうか、部屋のURLを共有する方法があります。
部屋に参加すると、ユーザー名の設定画面に飛びます。
名前を入力して「ルームに参加する」をクリックします。
パーティにメンバーが追加されました。
「スタート」をクリックします。
画面中央のチェックリストを確認し、「スタートする」をクリックします。
パーポー!
さて、まずは「アイデア出し」です。
画面右下にアイデアの入力欄があるので、ここにアイデアを書いてどんどん投稿していきます。
次は「グルーピング」です。
以下の画像のように、グループの枠を作って、その中にアイデアをドラッグアンドドロップで入れていきます。
次は「リアクション」です。
アイデアの上にカーソルを乗せると、以下の画像のようにリアクションを選択することができます。
「いいね!」と思ったアイデアや面白いと思ったアイデアにリアクションしていきましょう。
リアクションの回数制限はありません。
次は「ディスカッション」です。
それぞれのアイデアについて話し合うフェーズです。
多くのリアクションを獲得したアイデアや、気になるアイデアについて会話しましょう。
そして最後は「クロージング」です。
ブレストの振り返りや、次のステップについて話し合うフェーズです。
ワード分析結果を閉じると、画面の上部にメニューが追加されます。
PDF形式で結果をエクスポートすることもできます。
おわりに
今回はブレストツール「hidane」を紹介しました!
私は実際5回ほどブレストしました。感じたことは下記です。
😄 全員が同時にアイデア出しをするので効率的
(口頭でのブレストは誰かが発言したら他の人は聞かないといけない)
😄 タイムキーパーや書記が不要
😄 全員が会議室に集まる必要が無い。リモートでブレストできる。
😣 アイデア出しとリアクション中は黙々と作業するので全員無言になりがち。
(沈黙が苦じゃなければ問題なし)
😣 全員が一斉にアイデアを出すので、アイデアの重複がよく発生する。
😣 グルーピングは全員が一斉に操作するとグチャグチャになってしまうことがある。
以上です!