GitHub Actions ラベルをファイルで管理する #Git

概要

GitHub Actionsを使ってちょっとした業務改善できないか
デフォルトのラベルがちょっと扱いづらい
他のリポジトリからラベルの名前と色をパクろう...！
GitHubのラベルを手で作っていくのがめんどい...😭
3個目を作った辺りから飽きてくる😮‍💨

そうだ、ファイルで管理しよう😎

Gitシリーズ記事まとめ

利用ツールなど

こちらのアクション、ライブラリを使用します。

実装

下記、2つのファイルを用意します。

.github/labels.json
.github/workflows/sync-labels.yaml

.github/labels.json

[
  {
    "name": "bug",
    "color": "FC2C2B",
    "description": "種別: 不具合の修正"
  },
  {
    "name": "feature",
    "color": "375E97",
    "description": "種別: 新機能"
  },
  {
    "name": "document",
    "color": "FFFFFF",
    "description": "種別: ドキュメントの変更"
  },
  {
    "name": "chore",
    "color": "E2601E",
    "description": "種別: ツールやライブラリの変更",
  },
  {
    "name": "refactor",
    "color": "AFD38D",
    "description": "種別: リファクタリング"
  },
  {
    "name": "duplicate",
    "color": "CCCCCC",
    "description": "種別: 重複"
  },
  {
    "name": "wontfix",
    "color": "CCCCCC",
    "description": "種別: 対応しない"
  },
  {
    "name": "icebox",
    "color": "BDDEEC",
    "description": "種別: 優先度低"
  },
  {
    "name": "release",
    "color": "003B46",
    "description": "種別: リリース"
  },
  {
    "name": "major",
    "color": "07575B",
    "description": "バージョニング: メジャーアップデート"
  },
  {
    "name": "minor",
    "color": "C4DFE6",
    "description": "バージョニング: マイナーアップデート"
  },
  {
    "name": "dependencies",
    "color": "5319E7",
    "description": "種別: セキュリティアップデート"
  },
  {
    "name": "docker",
    "color": "E6D72A",
    "description": "依存関係: docker compose build が必要な変更"
  },
  {
    "name": "npm",
    "color": "E6D72A",
    "description": "依存関係: npm install が必要な変更"
  },
  {
    "name": "composer",
    "color": "E6D72A",
    "description": "依存関係: composer install が必要な変更"
  },
  {
    "name": "migrate",
    "color": "E6D72A",
    "description": "依存関係: php artisan migrate が必要な変更"
  },
  {
    "name": "not-reviewed",
    "color": "F9C1CF",
    "description": "未レビュー"
  }
]

必要に応じて、ラベルの定義を追加・削除してください。

.github/workflows/sync-labels.yaml

name: Sync Labels
on:
  workflow_dispatch:
  push:
    branches: [main, develop]
jobs:
  sync-labels:
    permissions:
      issues: write
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
        with:
          fetch-depth: 0
      - uses: actions/setup-node@v4
      - name: Install dependencies
        run: yarn add -D @azu/github-label-setup
      - name: Run github-label-setup
        run: yarn github-label-setup --token ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }} --labels .github/labels.json

@azu/github-label-setup はnpmパッケージなので、Node.jsをセットアップしています。

.github/labels.json を参照したいので、actions/checkoutも利用しています。

${{ secrets.GITHUB_TOKEN }} は自動トークン認証で認証が必要なGitHub APIを叩く時に渡します。

結果

main or develop ブランチにラベルを一気に作成してくれます。
workflow_dispatch も定義しているので任意のブランチ、タイミングで実行してもokです。

個人的にとても嬉しかったです！

補足

ラベルを追加・削除したい場合はファイルを更新する
手動で追加した場合、ワークフローが実行されたタイミングで削除される

業務改善度: ★☆☆☆☆

星1つです。
新しくリポジトリを作る時だけまとめてラベルを作れるので、5分〜10分くらい時間が短縮できるでしょうか...

ラベルをファイルで管理できるようになったので、次回は応用編です。
続編にご期待ください。

GitHub Actions ラベルをファイルで管理する

概要

Gitシリーズ記事まとめ

利用ツールなど

実装

.github/labels.json

.github/workflows/sync-labels.yaml

結果

補足

業務改善度: ★☆☆☆☆

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