この記事は『プロになるためのWeb技術入門――なぜ，あなたはWebシステムを開発できないのか』やその他記事を読んで、主要なWeb技術を自分なりに噛み砕いてまとめたものになります。
ステートフル
ユーザーが操作した情報(リクエスト)を保存して、あとで使えるようにしておくこと
- そのときによってレスポンス(後述)が変わる
- 以前の操作を保存・反映できるため、操作をスムーズにできる
例
- ECサイトで商品をカートに入れたり、あとで閲覧したり他の商品とまとめて注文できる
ステートレス
ユーザーが操作した情報(リクエスト)を保存しないこと
- レスポンスは変わらない
- 情報を保存しないので負荷が少ない
例
- Webサイトのコンテンツは、管理者が編集や削除をしない限りは、誰がどのようにアクセスしても同じページが表示される
リクエスト
ユーザーがサーバーに対して行う要求
- 一般的にはHTTPリクエストを指す
- GETメソッドとPOSTメソッドがある
例
- URLにアクセスする
- Webサイト内のボタンやリンクをクリックする
- フォームに入力して送信ボタンを押す
レスポンス
サーバーからユーザーに対する応答
- 一般的にはHTTPレスポンスを指す
例
- そのままHTMLを返す
- 要求と一緒に受け取ったデータを元に、データベースに登録・更新・削除して結果を返す
クッキー
ユーザーがWebサイト上で入力した情報などを保存したファイル
プロトコル
コンピューター同士がやり取りするための決まり事
-
TCP/IPが一般的
例
- アドレスバーに
http://www.XXX.co.jp/と入力した場合、http:の部分がプロトコル - HTTPプロトコルを使って
www.XXX.co.jpにアクセスせよと命令される
ポート番号
プロトコルで情報を受け取る際の接続口
- IPアドレスでコンピュータを指し、ポート番号で通信相手であるアプリを指定
例
- HTTPプロトコルもポート番号は
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