実は今日、今まで使っていた20年前の筐体の電源ボタンが壊れたので、新しいものに移植をした。
その時ディスクの順番が変わって、起動が遅くなったのがこの記事を書くきっかけである。
まずは問題の切り分け。
筐体のボタンかどうかを確認するため、マザーボードの電源ピンを接触させ無事起動することを確認。
これでマザー側ではなく筐体に問題があるとわかる。
ディスクを交換したときとか、swap領域のUUIDが書き換わるということがよくあるのだが、そんなときはresumeが同行というメッセージが90秒待たされたあとで一瞬現れて消える。
それから起動である。
毎回90秒も待つのは苦痛なのでなんとかしたい。
そこでblkidというコマンドを使う。
su権限が必要なコマンドである。
ここまで走っている人も多いだろう。
まずblkidのswapボリュームのUUIDと/etc/fstabのswapのUUIDが書き換わっていたら、fstabのUUIDをblkidの表示しているUUIDに書き換えてやる。
さてここまでは誰でもやるのだが、書き換えても反映しない。
ここでハマったので書いておく。
/etc/initramfs-tools/cond.d/resumeを編集。
RESUME=の後ろのUUIDを正しく指定して保存。
そして次のようなコマンドで更新するのであった。
sudo update-initramfs -u
これで無事エラーが無くなり、起動が早くなった。
この記事がとても参考になった。
なぜそうなるのかは謎に包まれている。