debian edu12の事であった。いじってたらいつの間にかこれだった。
マシンを新しくしたのに少しも早く感じないのはシステムのせいじゃないかと思い、wmを変えれば早くなるのではと疑ったのが始まりであった。
まるで、ハッキングされた電気自動車を製品の欠陥だといわれるようなものである。
何をやったのかよく覚えてないのだが、気づいたらディスプレイマネージャーだかウインドウマネージャーを変えられるらしいという事に気が付いた。
ログイン画面がいつもと違うけど何かやったっけ?という感じであった。
ちょっと調べてみると、
gdm3:盤石
sddm:kdewalletが胡散臭い
lightdm:全然動かない
まあこの中でまともなのといえば設定なんか知らなくても動くgdm3に間違いはない。
wmを変える手続きをまとめてみた。
ウインドウマネージャーgdm3からsddmに変える
sudo apt install sddm
sudo systemctl disable gdm3
sudo systemctl enable sddm
sudo dpkg-reconfigure sddm <-やりたいだけ
ログイン画面を変えるln -sを実行。
/etc/alternative/sddm-debian-theme -> /etc/share/sddm/theme/YoueTheme
/usr/share/sddm/theme/debian-theme -> /etc/alternative/sddm-debian-theme
これを忘れると、wmを変えた時いつまでも同じテーマが張り付いて変わらないので気を付けたい。
なぜかネストしている。システムの都合だろうか?
これでログイン画面が変わることが確認できた。
しかしこの後ログインループに陥り、計画は頓挫した。
ループになっても慌てない。
他のttyから入るか、それもできない時は起動時にレスキューモードで入れば落ち着いて作業できる。
sddm からgdm3に戻す。
sudo systemctl disable sddm
sudo systemctl enable gdm3
sudo dpkg-reconfigure gdm3
ちょっと気持ち悪いけど、リンクの付け替えはしなくてもgdm3に戻すときに、勝手にデフォルトのテーマを拾ってくる感じ。
こんな感じのことをマニュアルも見ないで、延々と半日くらい繰り返していた。
マニュアルなんかあるのか考えもしなかった。
こういうのは多分、配布元に英語かなんかで書いてあるのだろうが、英語だからという理由で読んだためしがなかった。
sddmのplasmaとかいうテーマが一番良かったけど、kdewalletが邪魔で直ぐ嫌いになった。
kdewalletを削除すると、sddmもろとも全部動かなくなるのだから、全ては金のためと言えなくもない。(財布だけに)
結局無難なのは大元のgdm3であることが分かり、今はそこでテーマだけ変えて遊んでいる。
なんでVinelinuxは滅びてArchLinuxなんかが出世するんだろう?
こんなだから戦争って繰り返されるんだな、と何度も懲りない失敗を繰り返している私はそう思った。
非常にばかげた話だが、あとから見栄えを変えるくらいなら最初からインストールメディアからwmを複数指定すればよかったのだ。それに気づいていれば不毛な時間を過ごさずに、クリーンインストールをするだけで済んだのに。
今日debian12のクリーンインストールの作業を行って、二日前に公開された最新のネットインストールバージョンを使っている。isoで落とせる最新のv12.4.0はgrub?が今までのバージョンと違っていて、USBに焼いても起動に失敗する。なので今は最初にインストールしたv12.1.0のisoをusbに焼いて使っている。