今回は、Qiita Engineer Festa 2024からのお題で出ていた、「しくじりエンジニア!私みたいになるな!」のポエムです。
どんな種類のしくじり?
技術的なしくじりではなく、コミュニケーション的なしくじりです。
登場人物
私:プログラマーコースのある専門学校を卒業して新卒入社
同期(Aさん):門外漢の学校から新卒入社
先輩:門外漢の職種から中途入社
いつ?
あれは私が就職して初年度か2年目の頃。
誰が?
私が
誰に?
同期に
何があった?
「なんでこんなこともわかんないの?」と言い放った。
なんで?
プログラムのとある箇所で説明の仕方を変えても変えても理解してもらえなかったから。
うわ、今思うだけでも私、サイテー
自分で言うのもなんだけど、新しい技術に触れるのが好きで、割とサラッと仕事をこなしてた時期だった。
その後どうした?
同期は固まってしまい、空気が重くなり、見かねた先輩が私に忠告した。
「あのね、
あなたはすでにわかっていることでも、Aさんの理解のスピードは違うの。
ましてや予備知識なしでこの業界に飛び込んできたのは私もそうだから、Aさんの焦る気持ちもわかる。
それにね、
その人に合わせてわかるように説明するって、難しいと思うんだよね。
知識のレベルが違うから。
そこんとこ、努力してみて。」
頭から冷水被ったようにハッとし、同期に謝った。
今は?
「その人に合わせてわかるように説明する」に頭を使うようになった。
しくじったおかげで今がある
あの体験がなかったら、きっと老害極まりない人になってたに違いない。
言霊ってよく言ったもんで、今でも人と話す時はあの体験が頭をよぎります。
先輩、ありがとうございました。