たまたま技術者同士の夫婦の会話の中で、FileMakerに日付として「初旬・中旬・下旬」として書いてあったことを聞いて、「多分日付としては設定してあるんじゃなくて、テキストだったんじゃない?」と会話してました。
通常の会話の中で、
「じゃ、次の会議は来月初旬で」
とかでしょうか。。。
なんか面白かったので、FileMakerで初旬・中旬・下旬の日付を表示させるサンプルを作ってみました。
(完全な趣味)
バージョン依存
作成したのは、FileMaker Pro Advanced 18ですが、条件で非表示にする部分で「次の場合にオブジェクトを隠す」をレイアウトのフィールドに設定しているため、FileMaker ver.13以降を対象としています。
動き
では、動きを見ていきましょう。
基準年月を2020年1月とした時の、初旬・中旬・下旬の表示です。
まずは、初旬。
作り
では、作り方です。
とは言っても、今回はそんなにすごいことをしているわけではなく、計算式を設定するところがキモになります。
テーブル定義
今回は、基準月の月末をフィールドの計算式で計算し、それを元に下旬の日付表示を決めています。
この時の注意点は、
・数字で計算を返す
・再計算の設定をする
の2点です。
再計算の設定をしておかないと、時期などを変更した時に再計算が行われず、間違った下旬の日付を計算してしまいます。
値一覧
値一覧で、「実際に決まった日付」フィールドの表示を作っています。
レイアウト
レイアウトモードにすると、こんな感じです。
日付を「次の場合にオブジェクトを隠す」設定で重ねています。
バラしてみましょう。
初旬と中旬の時は、単純に時期フィールドで判断しています。
初旬。
下旬は、テーブル定義の基準月月末計算の結果を追加して、表示・非表示を決めています。
月末が30日の場合。
活用できそうなところ
だーいたいの日付を設定したいとか、おおよそこの辺でって時に使えるのかな?
「納期を来月下旬」と設定した時に、「だいたい25日までに仕上げて、、、」としてスケジュールを組むとか?
今回は、こんなところでお開きです。
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