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Cloud Intelligence Dashboards (CID) ってご存じですか?

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はじめに

クラウド破産 という俗語がありますが、そうならないためにも コスト最適化 に取り組む事が非常に重要です。
AWS Well-Architected Framework (AWS を利用する上でのベストプラクティス集) の 6 つの柱の 1 つとして位置づけされている重要な項目でもあります。
この コスト最適化 というのは 5 つの設計原則に基づいて定義されています。

  • クラウド財務管理を実践する
  • 経費支出と使用量の認識
  • 費用対効果の高いリソース
  • 需要を管理しリソースを供給する
  • 継続的最適化

ただ実際のところ定義は理解したとしてもどういったアプローチをしていけば良いのか。
悩む方は多いかと思います。私自身そうです。
実はそういった方向けに AWS では AWS Cloud Financial Management (CFM:クラウド財務管理) フレームワーク という 体系的にコスト最適化を整理したフレームワーク を提唱してくれています。

image.png

上図から、CFM フレームワークの各項目を継続的にサイクルしていくことが重要ということになります。
そしてそのサイクルの第一歩が「可視化」です。
何をどこまで可視化するか」を検討した上で可視化していくわけですが、一番手っ取り早いのが AWS Cost Explorer です。AWS Billing and Cost Management の一機能として標準で用意されています。もし AWS Cost Explorer で可視化したい内容が満たせるのであれば、有効化するだけで利用できるので手間と労力が省けます。
「AWS Cost Explorer よりも詳細な内容が見たい」「ダッシュボードをカスタマイズしたい」ということなら、AWS Cost & Usage Report (CUR) をソースとして、別途可視化するダッシュボードを作る必要があります。

本題

ここからがやっと本記事の本題です。
私自身「CUR をソースとして可視化するダッシュボードを用意したい」と思い、
まずパッと浮かんだのが「CUR を Amazon Athena でクエリして Amazon QuickSight で可視化する」です。
そこまでは良いのですが、大事なのは QuickSight でどう見せるか であってそこが一番難しいところ。
色々調べていくと Cloud Intelligence Dashboards (CID) という存在を知り、これは良い!っということでせっかくなので調べたことを記事にしました。


Cloud Intelligence Dashboards (CID) とは

AWS 提供のオープンソースフレームワーク

簡潔にいうと「QuickSight ダッシュボードのコレクション」です。
可視化内容の異なる複数のダッシュボードをまとめた総称が CID であり、現時点で 20 以上 のダッシュボードが用意されています。
CID の概略図は以下の通りです。ダッシュボードのデータソースが可視化内容によって異なることがわかります。

image.png

各ダッシュボード用のカスタマイズ可能な CFn テンプレートが用意されている

各ダッシュボード毎の「データ収集からダッシュボード作成まで」を CFn テンプレートで用意してくれています。
Organizations 環境でのデプロイを前提にしていますが、カスタマイズ可能となっているので自環境に合わせてデプロイすることが容易です。加えて、デプロイステップも記載されているのがありがたいですね。
コストに関して以下 GitHub の情報では、Foundational に分類されるダッシュボードですと「バージニア北部リージョン で \$100-\$200/month ほど」だそうです。


おわりに

今回は CID について調べたことを記事にしました。
冒頭でも触れた CFM フレームワークのサイクルを回す第一歩となる「可視化」を実現する上で非常に有用だと思います。
まずは CID の 1 つである CUDOS Dashboard をベースに、コスト最適化の一歩を踏み出してみたいと思います。


🌟この記事が誰かの役に立てば幸いです!
また、ご質問やフィードバックもお待ちしています。


参考資料

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