はじめに
OCI Connector Hub は、OCI リソース間のデータ連携を担う重要なサービスです。
本記事では、OCI Connector Hub について整理していきます。
概要
特定 OCI サービス間のデータ移動を中継するサービス
(クラウド・メッセージ・バス・プラットフォーム) です。
無償で利用可能です。
- 以前は OCI Service Connector Hub と呼ばれていました
後述する「Source」「Target」及び「Task(オプション)」の組合せを管理し、データ移動を実施してくれます。
-
データ移動 = データ転送(コピー)なので、OCI Connector Hub によって Source のデータが削除されることはありません
概念
全体像
OCI Connector Hub に関連するコンポーネントを含む全体像は以下の通りです。
ソース-ターゲット組合せの対応は以下の通りです。
| 組合せ対応表 | Target | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OCI Functions | OCI Log Analytics |
OCI Monitoring | OCI Notifications | OCI Object Storage | OCI Streaming | ||
| Source | OCI Logging | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| OCI Monitoring | ◯ | ☓ | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ | |
| OCI Queue | ◯ | ☓ | ☓ | ◯ (※) | ◯ | ◯ | |
| OCI Streaming | ◯ | ◯ | ☓ | ◯ (※) | ◯ | ◯ | |
-
◯:ソース-ターゲット組合せ可能 -
☓:ソース-ターゲット組合せ不可 -
※:Functions Task 利用不可。他組合せでは利用可能
Source
名前の通り、OCI Connector Hub から Target の OCIサービスにデータ転送する元となる OCIサービスです。
| Source OCIサービス |
転送対象データ |
|---|---|
| OCI Logging | ログデータ |
| OCI Monitoring | メトリックデータ |
| OCI Queue | メッセージデータ |
| OCI Streaming | ストリームデータ |
Task
Target へデータ移動する前に、Source データに実行する前処理です。
Task はオプションなので、適用するかしないかは自由です。
| Task | 概要 |
|---|---|
| Functions | ・OCI Functions で Source データを前処理する ・上記組合せ表にて※がついていない◯の組合せで利用可能 |
| Log Filter | ・Source が OCI Logging の場合のみ利用可能 ・ログデータに特定の文字が含まれるかどうかを指定し、 指定条件にマッチしたログデータのみ Target に転送する |
Target
名前の通り、OCI Connector Hub からの Source データ転送先となる OCIサービスです。
| Target OCIサービス |
転送先 |
|---|---|
| OCI Functions | ・関数 |
| OCI Log Analytics | ・ロググループ |
| OCI Monitoring | ・メトリックデータポイント |
| OCI Notifications | ・トピック |
| OCI Object Storage | ・バケット |
| OCI Streaming | ・ストリーム |
ユースケース
現状考えられるものとしては以下の通りです。
- ログアーカイブ
- ログ監視
- システム間データ連携前処理
おわりに
本記事では、OCI リソース間のデータ連携を担う重要なサービスである OCI Connector Hub について整理しました。
本サービスの理解は、OCI アーキテクチャの柔軟性、拡張性向上につながります。
今後は、上記ユースケースについて記事にしていこうと思います。
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