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RPA (Robotic Process Automation)Advent Calendar 2019

Day 24

自治体とRPA×AI活用

Last updated at Posted at 2019-12-23

UiPathのアドベントカレンダーでは、ちょっとしたモノづくりのtipsを書いた(ている)ので
こちらでは調べものとしています。

下記記事もぜひご参照ください。(12/25追加 予定)

#はじめに

今年度ニュースを眺めていると、イナゴの群れがごとく市役所の定常作業がRPAに駆逐されていきました。
市役所の定常作業はSier企業における、絶好の苅場となったそうです。

以下の記事のように、平均xx%の作業時間削減のニュースが飛び交っていました。

横浜市役所、RPAで平均84.9%の作業時間を削減--NTTらと実証実験

RPAを試験導入した業務で平均84.9%、最大99.1%の作業時間削減効果を確認したという。一方で、作業手順が変更された場合の対応や、市職員の能力差、事前の業務プロセスの見直し、手書き文字や数字のデジタル化といった課題も認識したという。

一方で、非正規用の削減が裏にあるという指摘はあるのですが、
1年を通し、断続的にニュースが出続けたものですから、
ともあれ印象に残るトピックで、
これらの「スマート自治体」に試みはRPA動向をつかむに格好のまとです。

そこでRPA×AIの自治体の取り組みのニュースをまとめたいと思った次第です。

#RPA×AI

その前に少しRPA×AIについて。

前回のUiPath Forwardもテーマは「UiPath×AI」でした。
「UiPath AI EXPO ロボットにAIを込めて」
そこでAI Fabricが紹介されました。

RPAとAIに親和性は高く
RPAはAIに至るまでの接続になる、つまりAIで[Input]してRPAで[Output]する構図です。

RPAとAIの関係性は
「RPAは人間の動作を模倣するソフトウェアロボットであり,AIは機械による人間の知能のシミュレーションである。」
人間の模倣がRPAの本領としても、下記の動画をみるとアウトラインのはっきりした作業についてつまり判断を必要としない作業については、Robotは人を凌駕することが分かります。
![Robotic Process Automation - Human vs Robot](image.png
またRPAは
自動運転と同様にいくつかの段階に分けられています。

○クラス1:RPA(Robotic Process Automation)
複数アプリケーションの連携を必要とする単純作業がこなせる。

○クラス2:EPA(Enhanced Process Automation)
「紙に手書きされた文書」をOCRで読み取って集計・分析できる。さまざまなデータを基にした分析を自動化できる。

○クラス3:CA(Cognitive Automation)
ディープラーニング、自然言語処理などに対応。 意志決定支援、業務の見直しや改善などに活用できる。

取るに足らない問題(=Hanging Fruit)を越えて
投資対効果を創出するにはクラス3の段階に到達する必要があります。
https://www.uipath.com/blog/beyond-low-hanging-fruit-to-scale-rpa

#一覧

RPA×AIの観点で、ニュースを探し、順次追加していきます。

RPA・AI-OCRによる作業自動化の共同実証実験の実施について
AI-OCR及びRPAを活用した「働き方改革・DX推進を目的とした実証実験」の実施について
AI/RPAの取り組み事例
自治体の救世主として期待されるRPA。
自治体におけるAI・RPAにおける取組状況

#所感

ニュースを眺めるところバックオフィスのタスクが中心となってきたこれまでの
枚挙に暇がないですが、
市役所の業務においてはRPA×AIの活用の現状はRPA×AIの序章にみえます。
コグニティブ・オートメーションが業務に入り組む「スマート自治体」の実現に向けて、
引き続きニュースを眺めてみるのも面白いです。

また個人の抱負として、今後社内でも、まずはバックオフィスの業務を、例えば勤怠の突合作業や勤怠表のダウンロードはRPAの対象業務として適当であろうという議論を重ねているので
手を動かしてノウハウを蓄積し、小さく産んで大きく育てるを身近で体感できたらとおもいます。

#参考
[1]https://qiita.com/Qiita/items/c686397e4a0f4f11683d
[2]https://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/43017
[3]https://www.orangeitems.com/entry/2019/04/04/000100
[4]https://pca.jp/p-tips/articles/pr190901.html
[5]https://www.jt-tsushin.jp/interview/report_rpa/
[6]https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/publication/chitekishisan/2017/12/cs20171204.pdf?la=ja-JP&hash=C6E97E6D14ED020FC2CA92B795E31DF53DBE75B4
[7]https://www.infocomp-labo.jp/articles/about-future-contact-center-life-cycle-using-ai-and-rpa
[8]https://medium.com/@Micchi500/rpa%E3%81%A8ai%E3%82%92%E7%B5%84%E3%81%BF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E7%AD%94%E3%81%88-310a37e5b87c
[9]https://medium.com/@cfb_bots/the-difference-between-robotic-process-automation-and-artificial-intelligence-4a71b4834788
[10]https://www.uipath.com/blog/global-regions-rpa-trends

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