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Oracle Analytics Cloud:Javaキーストアのパスワード変更方法

Last updated at Posted at 2022-04-19

はじめに

Oracle Analytics Cloud(OAC)のリポジトリはClient Tool (Oracle BI管理ツール)で読み込むことができます。
Oracle BI管理ツールではリポジトリの高度な編集をサポートしているため、例えばデータレベルセキュリティ等を実装するためには不可欠のツールとなっています。
ただし、一度Oracle BI管理ツールで編集したリポジトリは、Webベースのデータ・モデラーで開くことができなくなるので注意してください。

リポジトリを読み込む

Oracle BI管理ツールをダウンロードし、インストールします。
Oracle Analytics Client Toolsのダウンロード・ページ

OACのバージョンにあったClient Toolをインストールしてください。

Oracle BI管理ツールを起動し、OACのリポジトリを読み込みます。
「ファイル」-「開く」-「クラウド...」をクリックします。
image.png

パラメータを入力する

パラメータ 値(例)
ユーザー IDCSまたはIdentity Domainに登録されているOACの管理者ユーザー
パスワード OAC管理者のパスワード
クラウド bootstrap(変更しない)
ホスト名 OACのホスト名
ポート番号 443(変更しない)
SSL チェックする
トラスト・ストア (変更しない)
パスワード changeit(デフォルト値)
プロキシ 必要に応じて設定

image.png
image.png

Javaキーストアのパスワードを変更

トラスト・ストアのデフォルトのパスワードは「changeit」ですが、これを変更してみたいと思います。
コマンドプロンプトを開き、次のディレクトリに移動します。
<Oracle Analytics Client Toolsのインストール先>\oracle_common\jdk\jre\lib\security
例:C:\oracle\BIAdmin\oracle_common\jdk\jre\lib\security

C:\>cd C:\oracle\BIAdmin\oracle_common\jdk\jre\lib\security
C:\oracle\BIAdmin\oracle_common\jdk\jre\lib\security>

keytoolコマンドでパスワードを変更します。

パスワードを変更する前に、必要に応じて cacerts のバックアップを取得してください。

C:\oracle\BIAdmin\oracle_common\jdk\jre\lib\security>keytool -storepasswd -keystore cacerts
キーストアのパスワードを入力してください: <現在のパスワード、すなわちchangeit>
新規keystore password: <新しいパスワード>
新規keystore passwordを再入力してください: <もう一度、新しいパスワード>

C:\oracle\BIAdmin\oracle_common\jdk\jre\lib\security>

これでパスワード変更完了です。
次回から、Oracle BI管理ツールでOACのリポジトリを読み込む際のトラスト・ストアのパスワードは、changeitの代わりに新しく設定したパスワードを使用します。

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