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Oracle Analytics Cloud:スナップショットをObject Storageにエクスポート

Last updated at Posted at 2022-01-25

はじめに

Oracle Analytics Cloud(OAC)では、データセットやワークブック、ダッシュボードなどをひとまとめにして「スナップショット」を取ることができます。
ある時点の状態を保存するのがスナップショットなので、スナップショットを復元することで取得した時点の状態に戻すことが可能です。
スナップショットはファイルとしてダウンロードすることもできますが、Object Storageにエクスポートすることで容量をあまり気にせずにバックアップとすることができます。

事前の準備

バケットの作成

保存先のObject Storageのバケットを作成しておきます。
image.png

ユーザーのOCIDをコピー

OCI管理コンソールで「アイデンティティとセキュリティ」-「ユーザー」で該当するユーザーの「ユーザーの詳細」を開きます。
ユーザー情報で、OCIDをコピーして控えておきます。
4.png

ユーザーにAPIキーを追加

続いて、ユーザーにAPIキーを追加します。リソースから「APIキー」を選択し「APIキーの追加」をクリックします。
2.png
「秘密キーのダウンロード」をクリックして、秘密キーをダウンロードします。
3.png
ダウンロードできたら、「追加」をクリックします。
フィンガープリントが表示されます。後で使用するので控えておきます。
5.png

テナンシのOCIDをコピー

OCI管理コンソールの「ガバナンスと管理」-「テナンシ詳細」に移動します。
テナンシのOCIDも後で使用するので、コピーして控えておきます。
6.png

OACでスナップショットをエクスポート

OACに管理者としてログインします。
次に、コンソールメニューに移動し「スナップショット」をクリックします。
7.png
新規にスナップショットを作成するか、作成済みのスナップショットの「スナップショット・アクション・メニュー」のアイコンをクリックします。
メニューの「エクスポート」をクリックします。
image.png
デフォルトの「ローカル・ファイル・システム」から「Oracle Cloud Storage」に変更し「ストレージの詳細」をクリックします。
image.png
必要な情報を入力して「次」をクリックします。

名前
Bucket Name <事前に作成しておいたバケット名>
OCI Region ap-tokyo-1 <東京リージョンの場合>
OCI Tenancy Id <テナンシのOCID>
OCI User Id <ユーザーのOCID>
Key Fingerprint <APIキーのフィンガープリント>
Private key <ダウンロードしたpem形式の秘密キーファイル>

image.png
必要に応じてファイル名を変更して「OK」をクリックします。
image.png
パスワードを入力して「エクスポート」をクリックします。
image.png
エクスポート成功!
image.png

エクスポート時に403 Forbidden エラーで失敗することがありました。
ブラウザのキャッシュをすべて削除してやり直したところ正常に実行されました。
(エラーメッセージのスクリーンショットを撮り損ねたことが悔やまれます)

スナップショットのインポート

スナップショット画面の「ページ・メニュー」から、「Import Snapshot」をクリックして同様の手順でインポートします。
image.png

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