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Oracle Analytics Cloud:ニューヨーク市で人気の赤ちゃんの名前をREST APIで取得して可視化してみる

Last updated at Posted at 2022-10-04

はじめに

この記事は、2022年9月現在で使用可能なOracle Analytics Cloud(OAC)をもとにしています。

OACの2022年9月リリースのバージョンで、REST APIによるデータの取得機能が「プレビュー」として公開されました。
この機能を使用して、REST APIで提供されているオープンデータを可視化してみたいと思います。

使用するオープンデータ

ニューヨーク市が公開しているデータを使わせてもらおうと思います。

この中の、「人気の赤ちゃんの名前」というデータを使わせてもらいます。

APIエンドポイントのURLを後ほど使うので、どこかにメモしておきます。
image.png

OACの準備

プレビュー機能の有効化

REST API経由でのデータ取得はプレビュー機能であり、有効化することで使用できます(
2022年9月現在)。
OACに管理者としてログインし、「コンソール」メニューから「システム設定」をクリックします。
image.png
「Preview」にある「Preview the Generic Rest Connector」をオンにします。
image.png

接続の作成

一度「ホーム」に移動し、「作成」ボタンをクリックします。
「接続」をクリックします。
image.png
「REST API」をクリックします。
image.png
接続名を入力し(例:REST Opendata)、「RESTベースURL」に「https://data.cityofnewyork.us/resource/」と入力します。
さらに「エンドポイントの追加」をクリックします。
image.png
自動的に入力されるエンドポイント名をダブルクリックします。
image.png
名前を「Baby_Name_Female」に変更し、相対URLに「25th-nujf.json?brth_yr=2019&gndr=FEMALE」と入力します。
2019年に登録された女の子の名前にフィルタしています。
image.png
同様の手順でエンドポイントを追加し、名前を「Baby_Name_Male」に変更し、相対URLに「25th-nujf.json?brth_yr=2019&gndr=MALE」と入力します。
image.png
「保存」をクリックします。

認証なしで誰でもデータを取得できますが、取得できるデータ量が制限されることがあります。フィルタを活用してあまり大量のデータを取得しないようにします。
ユーザ登録してアプリケーショントークンを取得すると制限が緩和されます。

データセットの作成

「データ」メニューの「接続」で、先程作成した接続をクリックします。
image.png
スキーマの中の「AUTOREST」を展開し「BABY_NAME_FEMALE」を右のスペースにドラッグ&ドロップします。
image.png
「保存」をクリックします。image.png
「Baby Name Female」という名前で保存します。
image.png
「ワークブックの作成」をクリックします。
image.png

データの可視化

「NM」と「CNT」をコントロールキーを押しながら同時に選択します。
そのまま、右にドラッグ&ドロップします。
image.png
「CNT」をクリックし、「ソート基準」を「高から低」とします。
image.png
「CNT」をフィルタにドラッグ&ドロップします。
image.png
「上位下位N件」をクリックして、上位10件でフィルタするようにします。
image.png
ニューヨーク市における、2019年の赤ちゃんの名前(女の子)の上位10件を棒グラフにしました。
image.png

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