はじめに
Oracle Analytics Cloud(OAC)では、インフラ部分のCPU利用率やメモリ利用率といった個別のリソースの使用状況を取得することはできません。
その代わりに、こういった個別のリソースを総合した問合せ能力全体の使用状況を取得することができます。
OACインスタンスのメトリックを確認
OCI管理コンソールにログインし、OACインスタンスの詳細を表示します。
「モニタリング」ページに移動すると2つのメトリックが確認できます。
ここで、表示される「問合せ容量の使用率」が、まさにOACの問合せ能力を総合的に判断するための指標です。
使用率は0~100%で表示され、数字が大きくなるほど使用率が高い、ということになります。
問合せ容量の使用率を監視
問合せ容量の使用率を監視することで、OACのリソースの逼迫度合いを把握することができます。
使用率がある一定のしきい値を超えたときに、メールで通知が来るように設定してみます。
トピックを作成
OCI管理コンソールの「開発者サービス」から「通知」を選択します。
「トピックの作成」をクリックします。
トピック名を今回は「OAC_Topic」として、「作成」をクリックします。
作成したトピックをクリックします。
サブスクリプション(アラームの通知先)を作成
「サブスクリプション」ページに移動します。
「サブスクリプションの作成」をクリックします。
プロトコルを電子メールとして、有効な電子メールアドレスを記入、「作成」をクリックします。
指定した電子メールアドレスにこのようなメールが送信されてきますので、確認します。
確認終了です。
作成したサブスクリプションの状態がアクティブになりました。
アラームの作成
OCI管理コンソールの「監視および管理」から「アラーム定義」を表示します。
「アラームの作成」をクリックします。
アラーム名は、今回は「OAC_Alarm」にします。
- メトリック・ネームスペース: oci_analytics
- メトリック名: PercentQueryCapacityUsed
- 間隔: 1分(デフォルト)
- 統計: Mean(デフォルト)
に設定します。
参考:
| 統計 | 意味 |
|---|---|
| Mean | 指定した期間中のCountで、Sumの値を割った値 |
| Rate | 間隔ごとの平均変更率 |
| Sum | すべての値を足したもの |
| Max | 指定した期間中に観測された最大値 |
| Min | 指定した期間中に観測された最小値 |
| Count | 指定した期間に受信される観測の数 |
| P50 | 50パーセンタイルの値 |
| P90 | 90パーセンタイルの値 |
| P95 | 95パーセンタイルの値 |
| P99 | 99パーセンタイルの値 |
- ディメンション名: resourceName
-
ディメンション値: <OACインスタンス名>
※ ディメンション名をresourceIdとした場合は、OACインスタンスのOCIDを指定します。 - 演算子: 次より大きい(デフォルト)
- 値: <任意>
- トリガー遅延分数: 1(デフォルト)
- アラームの重要度: クリティカル(デフォルト)
- 宛先サービス: 通知
- トピック: 作成しておいたトピック
- Enable this alarm?: オン
「アラームの保存」をクリックする。
OACインスタンスの負荷を上げてみる
今回はしきい値をかなり低く設定しています。
この状態で、複数のブラウザからワークブックをたくさん開いて、再検索を実行したりしてみました。
メールでの通知を確認
来ました。
参考になる情報
















