はじめに
ワークブックの中のビジュアライゼーションの様子がわかりやすいように、デフォルトではサムネイルが表示されます。
ワークブックに、このサムネイルを保存しないようにすることができます。
方法は
- システム全体でサムネイルの保存をしないようにする
- ワークブック単位でサムネイルの保存をしないようにする
の2つがあります。
システム全体でサムネイルを保存しないようにする
コンソールメニューの「システム設定」に移動します。
「Security」セクションの「Save Workbook Thumbnail」をオフにします。
ワークブック単位でサムネイルを保存しないようにする
ワークブックを編集モードで開き、「ワークブック・プロパティ」メニューを選択します。
「サムネイルの保存」を「オフ」にして、OKをクリックしワークブックを保存します。
サムネイルを保存していないワークブック
一度サムネイルを保存したワークブックの場合は・・・
サムネイル付きで保存したものの、後から気が変わってワークブック・プロパティでサムネイルの保存をオフにして上書き保存しました。
ところが、以前のサムネイルがそのまま表示されます。
どうやら、既に保存されているサムネイルを削除してくれるわけではなさそうです。
別名保存してみましたが、以前に保存済みのサムネイルも一緒に別名保存されてしまいました。(左が別名保存したワークブック)
どうやったらサムネイルを表示しないようにできるか
対象のワークブックを編集モードで開きます。
「ワークブック・プロパティ」で「サムネイルの保存」を「オン」に変更します。
次に、キャンバスを追加します。
ワークブックを保存します。
追加したキャンバスを削除します。
「ワークブック・プロパティ」で「サムネイルの保存」を「オフ」に変更します。
ワークブックを保存します。
先程作成した、ダミーのキャンバスがサムネイルとして保存され、見えてほしくないサムネイルを隠すことに成功しました。