Oracle Certified Java Programmer Gold SE 11に合格したので、僕なりの攻略法をまとめてみました。
勉強方法
試験問題の傾向
暗記のコツ
消去法について
その他大事なこと
最後に
勉強方法
勉強期間:約2か月(週3~5日 30分~1時間)
正答率:85%
使用したのは下記です。
- 黒本
- エクセル
- Eclipse
他の本は使用していないのでわかりませんが、黒本で十分という声が多いと思います。
エクセルに回答を記入し、各章毎に正答率がわかるようにしていました。
Eclipseは動作確認でたまに使用していました。
黒本は5~6周くらいしたと思います。
試験問題の傾向
僕の感覚ですが、下記割合でした。
問題 | 出題率 |
---|---|
見たことない問題 | 8% |
ラムダ式、ストリームAPI | 70% |
その他黒本関連の問題 | 22% |
最初の10問くらいは見たことない問題が出ます。
とても焦りますが、そこにはあまり時間をかけすぎない方がよいです。
マークつけて飛ばして下さい。
試験中盤以降は黒本の問題ばかりです。
特に、最終問題の問題がほとんどを締めています。
一度最後まで解き、残った時間で飛ばした問題をじっくり解きましょう。
黒本を5~6周していれば、ほとんどの問題は息をするように解けます。
暗記のコツ
合格で一番大事なのは 暗記 といってもいいかもしれません。
暗記のコツは短い時間で繰り返し覚えることです。
下記のように黒本を解くと、完全に暗記できます。
- 問題を解く
- 答え合わせをする。
- もう一回同じ問題を解いて答え合わせをする。
これを章ごとに実施します。(模擬問題は量が多くて解くのに時間がかかるので20問ずつとかに分割してもOK)
大事な事は、答えを確認してすぐに、覚えているか確かめるという事です。
なので、まったくわからなそうな章は先に答えを見てから解いてもよいです。
覚えて来たら、不正解の選択肢を理由を考えながら消去する癖を付けましょう。
Java Gold試験において、消去法はとても大事です。
消去法について
問題は全て選択形式なので、いかに選択肢を絞れるかが重要です。
使用メソッドやクラスを問う問題は暗記するしかないですが、問題の大部分を締めるであろうラムダ式やストリームAPIの問題で消去法はかなり有効です。
ボリュームのある実装の問題が結構出てきますが、選択肢の中にそもそも構文違うやんってのが2つ以上はあります。1つまで絞れることもあります。
例)
- ストリームAPIの中間操作メソッドfilterに渡す実装がboolean型でないものを戻している。
- Functionは型パラメータ2つなのに、1つしか記載していない。
- 型パラメータを受け取っていないのにObject型以外の引数を渡している。
- ストリーム処理で、終盤操作を2回やっている。
戻り値や型パラメータの数を意識して選択肢を見るとよいです。
難しそうな問題でも、消去法で難易度が50%くらい変わります。
もちろん構文エラーを見抜くためには関数型インターフェースやストリームAPIのメソッドを暗記する必要があります。
全ては暗記から始まるのです。
その他大事なこと
暗記、消去法は攻略に欠かせないです。
その他にもいくつか大事だと思ったことを書きます。
-
受験前の追い込み
受験前(出来れば当日)に黒本の問題を全て解くと良いです。
時間的に厳しければ、最終問題だけでも解いておくことをおすすめします。 -
何を問う問題か意識する
これ結構大事です。回答の解説に「~を問う問題です」と書かれていることがあります。問題文、選択肢を見て何を問う問題なのかわかるようになってくると効率がかなりあがります。 -
受験前にトイレに行く
僕は半分くらい解いたあたりでトイレに行きたくなりました。そこから集中力が低下し、まともに見直しできず1時間半くらいで我慢できず終了しました。
必ずトイレは済ましておいてください。
最後に
攻略法というタイトルですが、暗記する量は結構あるので結局Java Goldは簡単ではありません。
黒本を何回も繰り返し解くことが僕は大事だと思います。
黒本の内容を網羅すれば実装方法の幅も広がるので、ぜひ挑戦してみてください。