はじめに
ターミナルでシステム状況を確認するとき、皆さんは何を使っていますか?
htop や btop、あるいは glances など、定番のツールはいくつかありますが、今回GitHubで 「sot (System Observation Tool)」 という新しいツールを見つけたのでご紹介します。
まだ日本語の情報が少ない(というかほぼ無い)ので、先取りで使ってみました。
sot (System Observation Tool) とは?
sot は、Pythonで構築されたモダンなコマンドライン・モニタリングツールです。
単なるリソース監視(CPU/RAM)だけでなく、ディスクのベンチマークやシステムクリーンアップ機能まで備えているのが特徴です。
- GitHubリポジトリ: anistark/sot
主な機能
sotには大きく分けて4つの強力な機能が備わっています。
-
Dashboard (ダッシュボード)
CPU使用率、メモリ消費量、バッテリー状態、ネットワーク速度をリアルタイムに表示 -
Process Monitor (プロセス監視)
実行中のプロセスを一覧表示し、リソース消費を確認 -
Benchmarks (ベンチマーク)
ディスクの読み書き速度をその場でテスト可能 -
System Cleanup (クリーンアップ)
一時ファイルやキャッシュなどの不要なファイルをスキャンして削除
インストール方法
基本的には以下のコマンドでインストールできます。
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/anistark/sot/main/install.sh | bash
Pythonとpipxが必要です。スクリプトでチェックしてくれます。
brewやuvによるインストールもあります。
使い方
インストール後、ターミナルで以下のコマンドを叩くだけです。
sot
起動すると、リッチなテキストUI(TUI)が立ち上がります。キーボード操作でメニューを切り替えて各機能にアクセスすることができます。
Raspberry Pi 5にインストールして起動した画面は
のような感じです。
実際に使ってみた感想
- UIが綺麗: PythonのRichライブラリを活用しているようで、非常に見やすくモダンな印象です
- ディスクベンチが意外と便利: サーバーのディスク速度をサクッと測りたいときに、わざわざ別のツールを入れなくて済むのが助かります
- 軽量: 動作もキビキビしており、監視ツールとしてのストレスはありません
動作している状況は、
のようになります。真ん中のSOTで動いている部分は、システムの動作状況を視覚的に表現したものとのことです。
まとめ
htop などに代わる、新しい「全部入り」ツールとして期待の sot。
特に「監視ついでにディスク速度も測りたい」「システムを少し綺麗にしたい」という方には、1粒で2度美味しいツールだと思います。
まだスター数もこれからのプロジェクトのようなので、気になる方はぜひ触って応援してみてはいかがでしょうか。
参考リンク

