概要
「GitOps」ということで、GitLab を用いて Terraform定義ファイルを一元管理するために、まずは、GitLabで個人トークンを発行してみます。簡単な流れは以下となります。
- GitLabでの個人設定
- GitLabでのパーソナルアクセストークンの作成
ローカル環境
- macOS Monterey 12.1
- Azure CLI 2.28.0
- terraform v1.0.11
- git 2.34.1
前提条件
- GitLab環境がすでに用意されていること
- ローカル環境に「azure cli」がインストールされていること
- ローカル環境に「terraform」環境が構成されていること
- ローカル環境に「git」がインストールされていること
GitLabでの個人設定
GitLab へのログイン
- Azure の IaaS 上に構築された GitLab へローカルPCのブラウザを使ってアクセスします。
- 今回のGitLabは AAD(AzureActiveDirectory)連携で構成されているため、サインインするために「AzureAD」を選択します。
- 新たに表示される「アカウント選択画面」で、該当のアカウントを選択し、サインインします。
個人設定の実施
-
画面左側タブから「Profile」を選択し、必要であれば、「Time setting」等を設定します。
GitLabでの個人トークンの発行
- 上記設定完了後、一度ブラウザを閉じ、再度GitLabにサインインします。
- サインイン・アイコンのリストから「Edit profile」を選択し、画面左側タブから「アクセストークン」を選択します。
- 「Token name」欄に任意の名前を入力します。
- 「有効期限」にトークンの有効期限を設定します。入力を行わなければ、そのトークンは無期限となります。
- 「Select scope」欄で「api」を選択します。(api:なんでもできるスコープ)
- 上記3項目の設定後、「Create personal access token」ボタンを押します。
- 新しいパーソナルアクセストークンが作成され画面上部に表示されます。 そのトークンをどこかにコピーしておきます(画面を切り替えると二度と表示されません)。
まとめ
これでアクセストークンを取得できたので、リモートリポジトリとして GitLab を使用することができる準備が整いました。