はじめに
今回はC#を用いたプログラミングに欠かせない変数と型・演算について解説していきます。
この記事の目標
- 変数・型の概念を理解する
- int・float・string・bool の使い分けを知る
- 四則演算の記法を覚える
変数、型とは
変数とはデータを格納するための領域のことで、数字や文字などを記憶しておくためのものです。それに対し、型は変数が格納できるデータの種類とバイト長を指定するためのものです。
変数は型と任意の変数名を用いて以下のように宣言します。
int x; // 整数を格納する変数を宣言
int y = 1; // 宣言時に任意の数字で初期化できる
char z = 'a'; // 文字を格納する変数を宣言し、文字「a」を代入
数字を扱う型に文字を代入したり、逆に文字を扱う型に数字を代入しようとするとエラーが起きたり、思った通りの使い方ができなくなりますので注意しましょう。
型の種類
Unityを使う上でよく使用する型の中から4種類を紹介していきます。
int型
整数を扱う場合によく使う型で、-2147483648~2147483647までの整数を格納できる変数を宣言します。小数を代入することはできますが、小数点を切り捨てて記憶します。
int x = 3;
x /= 2; // xを2で割ると実際は1.5になるが、1として記憶
float型
int型では扱えない小数を用いる場合によく使う型で、使える数の範囲は1.175494e-38~3.402823e+38となっています。よく分からない数になりますが細かく覚えていなくてもあまり困ることは無いので、とりあえず一応範囲があることだけ覚えておいてください。
また、小数を代入する際は、代入する数の語尾に'f'をつける必要があります。
float x; // 小数を持つ数を格納する変数を宣言
- x = 6.1; // これではエラーとなる
+ x = 6.1f; // fをつければエラーは出ない
string型
前述した二つと異なり、文字列を格納することができます。文字列を代入したい場合は、以下のように""で囲います。
変数は型と任意の変数名を用いて以下のように宣言します。
string x = "Hello!"; // 変数を宣言し、「Hello!」という文字列で初期化
「"」など、そのままでは文字列に代入できない文字は\(バックスラッシュ)を用いて表現することができます。
string x = "\'、\"、\\"; // xには「'、"、\」という文字列が格納される
これ以外にもバックスラッシュを用いる文字はいくつかありますので、気になったら調べてみてください。
bool型
この型はさらに上記の三つと異なり、「true」か「false」のどちらか一方を格納します。
bool a = true; // trueで初期化
bool b = false; // falseで初期化
真偽のみを扱う変数を使いたいときに宣言します。
代入とは
代入は、先ほどから例に書いている通り変数に値を格納することです。=を挟んで左辺の変数に右辺の示す値が格納されます。
int x;
x = 1; // 変数xに1を代入
int y;
y = x; // 変数yに変数xに格納された1が代入される。このときxに格納される値は変化しない
四則演算
C#において足し算、引き算、掛け算、割り算はそれぞれ演算子
+、-、*、/
を用いて以下のように行い、変数に代入します。
int a = 24 + 6; // 24 + 6 = 30で初期化
int b = 24 - 6; // 24 - 6 = 18で初期化
int c = b * 6; // b(18) * 6 = 108で初期化、変数でも計算できる
int d = 24 / 6; // 24 / 6 = 4で初期化
また変数に格納された値に四則演算を行いたい場合は、=を用いて以下のように演算と代入をおこなうことができます。
int a = 5;
a += 3; // aに格納された5に3を加算し、8をそのまま代入
a /= 4; // aに格納された8を4で割り、2をそのまま代入
まとめ
今回は変数の型と基本的な使い方についてまとめました。今後Unityでゲーム制作を行うにあたり、HPや名前など変数で管理するものが出てきますのでしっかり変数を理解して扱えるようになりましょう。
お疲れ様でした。