こんにちは、Instanaユーザー会の運営をお手伝いさせていただいております、カワノです!
この記事はInstana Observability Advent Calendar 2023 13日目のエントリになります。
さて、「AzureをInstanaで可視化してみた」シリーズも3回目となりました。
締めは実際のWebアプリケーション構成を想定して、AP-DB構成を可視化してみましょう。
App Service+SQL Database+Redis Cacheの可視化
こちらを参考に、アプリをデプロイしてみます。
デプロイ方法はこのサイトで十分説明されているので、ここでの説明は省きますが、構築時の設定内容はこんな感じです。
Azure Portal上ではこんな構成になります。ぱっとわかりにくいですが、App Service、Redisキャッシュ、SQL Database、SQL Serverが含まれています。
Instana による可視化
2日目でAzure サービスのInstana可視化設定をおこないましたが、
App Service、Redisキャッシュ、SQL Database と SQL Server は、Instana のモニター対象サービスであり、すべてデフォルトで可視化が有効となっています。
そのため、Agent の設定を変更することなく、自動で可視化することができます。
Instana 可視化状況
というわけで、記事にすることも少なく…可視化完了です。
これら可視化したサービスは、すべて インフラストラクチャー 画面で状況を見ることができます。
今回、作成したサービスはすべて西日本(japanwest)リージョンに作成しました。そのため、インフラストラクチャーマップでは、zone
= japanwest
に今回作成したサービスを確認することができます。
それぞれはこんな感じで可視化されています。
(アプリが軽量なため、負荷をかけることができず…。グラフが微妙ですがご容赦ください)
下から順です。
インフラストラクチャーで確認できる項目は、各サービスのドキュメントにある、メトリック・コレクション
で説明されています。
例えば、Redisキャッシュの場合は Monitoring Azure Redis キャッシュ#メトリック・コレクションです。
メトリックは見えることができましたね!
App Serviceで インスツルメント具合を確認する
ドキュメントを確認すると、Linuxでもセットアップすればトレースを監視できるようになるようです。
Net Core および .Net 用の Linux ワークロードのセットアップ
TODO
現在検証中:ごめんなさい、間に合わなかったので、後日アップデート載せます!
最後に
というわけで、3日連続で実施してきました「AzureをInstanaで可視化してみた」シリーズ。いかがだったでしょうか?
本当は 障害を起こしてみた! とかも入れたかったのですが、ぶっちゃけ時間の関係上入れることができませんでした。ごめんなさい!
Instanaは障害分析に、イベントやアラートなど、今回ご紹介できなかった機能がたくさんあります。ぜひみなさんのInstanaでお試しください!
Instana Advent Calendarは今後も続きます。みなさんお楽しみに!