CKA受験記
CKAを受験して合格しました。
すでに色々な方が書いていますので自身のメモがてら書きます。
受験時の勉強ツール
私が勉強したツール類はこちらです。
1. Kubernetes完全ガイド (impress top gear) (日本語)
2. Kubernetes実践ガイド クラウドネイティブアプリケーションを支える技術 (impress top gear) (日本語)
3. Docker/Kubernetes 実践コンテナ開発入門 (日本語) 単行本
4. Udemy CKA認定コース
5. 公式ドキュメント
この中でも1,4,5は熟読、視聴を繰り替えしました。
2,3はそれぞれの用語が分からなくなった時に確認程度で読みました。
4については講師が英語かつ字幕も英語です。字幕もたまに間違っているので、見る際は注意が必要です。
ただ、一から勉強したい人には1の本を読んだ後に視聴することをおススメします。
理由としては、何言っているのか分からなくしないためです。
コース費用も高いですが、Udemyでは定期的に90%OFF等のキャンペーンもあるので、
タイミングよく受講してください。
5についてですが、日本語ではなく、英語のドキュメントを読んでください。
試験で認められているのは英語版です。
受験勉強期間
試験勉強期間ですが、私は呑み込みが悪く合格までに4か月かかりました。
2か月で受験したのですが、その時は惨敗しました。。
その後2か月間Udemyで毎日1時間ずつくらい勉強しました。
Udemyでは模擬試験環境も用意されているのも良いですね。
受験時に必要なもの
こちらの方の記事を参考にしました。
それと、個人証明書ですが日本では下記2点のいずれが必要です。
・パスポート
・クレジットカード
日本の運転免許証や保険証は認められていません。
試験中に注意すべきこと
- コマンド操作が基本的な問題であったり、ファイルの書き換え問題もあります。 当たり前かもしれませんが、ファイルのコピーや確認は一つ一つしていってください。
- 試験時間が3時間と長いですが、問題的に結構ぎりぎりです。お手洗いは必ず済ませてください。
- 試験で不安な問題はフラグを立てましょう。あとで読み返しやすいです。
- 間違って試験中に本番環境からログアウト「exitコマンド」してしまった場合、画面リフレッシュで何とかなりました。。試験官の方からチャットも飛んできます。テンパったので助かりました。
- kubeadmコマンドに注意。どの環境でやっているのかしっかり確認してください。
- 試験環境のアップデートは早いこと
私の場合、下記コマンドのオプション(--restart=Always)がタイミングよく使えなくなっていました。
kubectl run --restart=Always --image=nginx nginx
やっておいて良かったこと
- 公式ドキュメントの読み込み
- YAMLファイルの読み込み
- コマンド操作 kubectlの補完機能など
- kubeletなどの設定やPodのログが見れること(トラブルシューティングで役立ちます。)
1については検索機能で何とかなりますが、やはりどこに何が書かれているのかすぐに見つけられるのはマストです。
2については細かいオプションまで覚えるのは不要ですが、大枠はつかんでいることが大切
3については、コマンドでの確認が必要です。
それと、Linuxコマンドの下記それぞれは使いました。
・tr
・awk
・wc
・sort
さいごに
試験中もコマンドミスいっぱいしましたが何とかなり、無事合格しました。
試験で大切なのは正しい知識と検索力、それと落ち着いて試験を受ける気持ちだと痛感しました。
一発合格できるならそれでも良いですが、試験に万が一落ちても2回目は無料ですので、これから受験される方は落ち着いて受験してください。