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Certified Kubernetes Administrator(CKA)を取得した

先日 Certified Kubernetes Administrator(CKA)を取得しました。試験の概要や勉強方法を紹介します。

logo_cka.png


CKAとは

Cloud Native Computing Foundation(CNCF)が提供する認定試験です。

項目
内容

試験時間
3時間

試験形式
ブラウザ上のCLI環境を利用するハンズオン形式

設問数
24問

言語
日本語(試験監督者とのチャットは英語)

受験料(※)
$300

認定有効期間
2年間

(※) 後述の通り、昨年のBlack Fridayセールを利用して安く抑えました。


出題内容

Administrator試験ですが、Kubernetesの利用と構築の両面が問われます。


  • Application Lifecycle Management 8%

  • Installation, Configuration & Validation 12%

  • Core Concepts 19%

  • Networking 11%

  • Scheduling 5%

  • Security 12%

  • Cluster Maintenance 11%

  • Logging / Monitoring 5%

  • Storage 7%

  • Troubleshooting 10%

今後、出題内容が変わる可能性もありますので、受験の際には以下を参照してください。


試験環境

Kubernetes v1.11.1

Cluster
Members
CNI
Description

k8s
1 etcd, 1 master, 2 worker
flannel
k8s cluster

hk8s
1 etcd, 1 master, 2 worker
calico
k8s cluster

bk8s
1 etcd, 1 master, 1 worker
flannel
k8s cluster

wk8s
1 etcd, 1 master, 2 worker
flannel
k8s cluster

ek8s
1 etcd, 1 master, 2 worker
flannel
k8s cluster

ik8s
1 etcd, 1 master, 1 base node
loopback
k8s cluster − missing worker node

https://www.cncf.io/certification/tips


注意事項


きっかけ

Kubernetesを理解する必要性が業務上発生し、Introduction to Kubernetes (LFS158) を受講しました。次のステップとしてKubernetes Fundamentals (LFS258) の受講を検討していたところ、昨年11月末のBlack FridayセールでLFS258受講とCKA受験を合わせて$179と、単体より安くなっていました。当時はCKA受験は考えていませんでしたが、安上がりになるなら受験してもしなくてもよいかと思い、申し込みました。

BlackFriday-CKA.png

LFS258修了後も受験する予定はありませんでしたが、期限切れを前にしてある程度まとまった時間がとれたので、3週間ほど勉強して試験に挑戦しました。


学習方法


『Kubernetes完全ガイド』を読んで手を動かしてみる

CKA/CKAD保有者直伝の『Kubernetes完全ガイド』を2週間ほどで読了しました。minikubeやGKE(Google Kubernetes Engine)で実際に操作することで理解が深まりました。本書には大変お世話になりました。4〜13、19章の内容は押さえておくとよいでしょう。


Udemyを受講する

年初に購入して放置していましたが、この機会に全部見ました。


GKEのチュートリアルを読んで手を動かしてみる

チュートリアルの「アプリケーションのデプロイ」のうち半分程度に取り組みました。理解に自信のなかったPersistentVolumeClaimとIngressを重点的に確認しました。


Hard Wayに従ってクラスタを構築してみる

ここまでの学習でKubernetesを利用する方法については自信がついたので、Administrationの学習に移りました。Kubernetes The Hard Wayはやっておきたいですね。


Hard Way以外の方法でクラスタを構築してみる

Hard Wayをやればクラスタ構築できますが、理解を深めるために様々なパターンでクラスタ構築をしました。


  • kubeadmを使って構築する

  • kubeadmを使って構築するが、CRIをDockerからContainerdに置き換える

  • kubeadmを使わずに構築する(途中で試験日を迎えてしまいました)


公式ドキュメントをひたすら読む

試験中に効率よく参照できるよう、公式ドキュメントを読み、どこに何が書いてあるのか大雑把に把握しました。

https://kubernetes.io/docs/


その他の準備


体験談を読む

CKA受験者の体験談を読んでイメージをつかみました。

レンタルスペースを借りる、英語でチャットするといったことを把握できてよかったです。


ブックマーク

試験中に効率よくドキュメントを参照できるよう、以下をブックマークしておきました。


持ち物


  • パスポート

  • PC(MacBook Air)


    • Chrome

    • Chrome拡張 Innovative Exams Screensharing



  • Webカメラ


本番


会場

試験前にはWebカメラを使って、机上や室内に何もないかチェックされます。自宅の部屋を片付けるのは厳しかったのでこちらのレンタルスペースを利用しました。


本人確認

試験監督者の指示に従って、パスポートをWebカメラにかざして確認してもらいますが、ここでトラブルが発生しました。Webカメラが安物だったせいか、ピントが合わず映像不鮮明で本人確認できませんでした。少々焦りましたが、Mac内蔵カメラに切り替えることで無事対処できました。


試験中

まずは、時間がかかる問題、ぱっと見てわからない問題はとばして最後まで解答しました。1時間ほどで最終問題に到達しました。開始直後は焦りがありましたが、想定以上によいペースでしたので落ち着きを取り戻すことができました。

とばした10問程度については、時間的にも精神的にも余裕を持って取り組みました。そして、1問だけどうしても歯が立たない問題が残りました。全体の見直しをした後、1時間かけて1問をじっくり考えましたが解答できませんでした。


試験監督の指示

試験中に監督者から何度かチャットがきて、次のような指示がありました。


  • カメラに映らないので、別タブで長時間学習しないでほしい

  • カメラの位置を下げてほしい

  • 口を覆う仕草を控えてほしい


結果

無事、一発合格できました。


Congratulations! You achieved a passing score on the CKA Exam that you took on 2018-10-19!

You scored 92% for this Exam. A score of at least 74% was required to pass.


歯が立たなかった問題の配点が8%でしたので、それ以外は完答した計算です。

The Linux Foundation Certification Verification Toolでも確認できます。


  • Certificate ID Number: CKA-1800-0872-0100

  • Last Name on Certificate: Oketani


まとめ

しっかり準備した甲斐あって無事に合格できてよかったです。kubectlの使い方を一通り押さえること、ドキュメントに目を通しておくことが合格への近道だと思います。

今年はCyber Mondayセール(11/26〜12/3)で、昨年のBlack Fridayセール同様、$179でLFS258受講とCKA受験ができます。この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

https://training.linuxfoundation.org/cyber-monday-2018/


次のステップ

次はCertified Kubernetes Application Developer(CKAD)に挑戦します。

Cyber Mondayセールを利用して申し込みました。

CyberMonday-CKAD.png