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Tableauを使い始めたい方へ

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はじめに

・本記事は、2026年2月時点の内容です。

本記事の内容

「Tableauを使ってみたいけれど、製品やライセンスが色々あってわからない」という人に向けて、ざっくりと製品・ライセンスを紹介します。
〇〇な人はxxxを使うのがおすすめ、というような内容です。

1. 個人利用したい

「個人で、趣味や勉強で使いたい」「業務で使う前に試してみたい」という場合について紹介します。
この場合に使えるツールは2つあります。

ひとつめは、Tableau Desktopです。
14日間の無料トライアルがあり、こちらからアカウント作成後、デスクトップアプリをダウンロードして利用できます。
トライアル中でも、特に機能制限はありません。
トライアル期間が終了すると、Tableau Desktopは利用できなくなります。
製品版を購入すれば引き続き使えますが、個人利用やお試し利用には高額です。

ふたつめは、Tableau Publicです。
Tableau Publicとは、作成したグラフをオンライン上に公開する、公式のグラフ投稿サイトのようなイメージです。
公開せずにローカル保存ができるので、ご安心ください。
こちらからアカウント作成後、Tableau Public トップページの作成タブからデスクトップアプリのダウンロード、またはWeb作成を選択できます。
image.png

製品版と比較して、以下の機能制限があります。

項目 内容
接続できるファイル Microsoft Excel、テキストファイル、Jsonファイル、Microsoft Access、PDFファイル、空間ファイル、統計ファイル
接続できるサーバ Google Drive、OData、Webデータコネクタ
データ行数 1500万行以内
作成・編集 ローカル保存されたダッシュボードファイルの編集不可。都度、作り切る必要がある。1
商用利用 不可。「公開情報を報知したり、公開ビジュアライゼーションを自社サイトに埋め込んだりしたい組織」の利用は許可されている。

Tableau Publicの最大のメリットは、無料で使えるという点です。

以上より、

・DBに繋いでみたい
・お試しだけなので2週間で十分
・製品版を試してみて良ければ購入をしたい
という方はTableau Desktop

・長期的に無料で使いたい
・DBに接続予定がない
・1回で作り切れないようなダッシュボードは作成しない
という方はTableau Public

を使うのがおすすめです。

2. 業務利用したい

業務で利用する場合、大きく2つの方法があります。
ローカルでファイルを共有する、または、オンラインでWeb閲覧する、です。

ローカル

この方法は、
・POCなどお試しで導入してみたい
・少ない予算で導入したい
・更新頻度が少ない、リアルタイム性が求められない
という場合におすすめします。

ただし、注意点として、
・ファイル共有になるため、常に最新版を判別できるようにする
ファイルの流出=データの流出になる
という点に気を付ける必要があります。

導入に必要なのは、
・Tableau Desktop(最低1ライセンス)
・Tableau Reader
です。
Tableau Desktopでダッシュボードを作成してファイルを保存、共有し、Tableau Readerでファイル閲覧をします。

Tableau Desktopは、「Creator」というユーザライセンスに含まれます。
(性能の違いでTableau CreatorとEnterprise Creatorがありますが、どちらでも問題ないです。)
「Creator」ライセンスには、Tableau Prep Builderというデータ整形を行うツールも含まれており、ある程度の処理はこちらで済みます。
詳細はこちら

Tableau Readerは、無料でTableauダッシュボード閲覧できるデスクトップアプリです。
こちらから、ユーザ情報を登録後、インストーラーをダウンロードできます。
(大声では言えませんが、このインストーラーを配布すれば、ユーザ情報の登録をしなくてもダウンロード&利用が可能です。)

オンライン

この方法は、
・Webで大勢のメンバーが手軽にダッシュボードを閲覧できる環境を作りたい
・自動更新で、常に最新の情報が見られるようにしたい
という場合におすすめします。

ただし、注意点として、
・ユーザ全員に有償のライセンスを与えるためコストがかかる
・オフライン環境で閲覧できない
という点に気を付ける必要があります。

導入に必要なのは、
・Tableau Server
または、
・Tableau Cloud
です。
Tableau Server、または、Tableau Cloudでダッシュボードを作成、公開し、Webで閲覧します。
これらは、Tableauが用意している3ライセンス(Creator、Explorer、 Viewer)のうちいずれかを持っていれば利用ができますが、「Creator」を1ライセンス以上購入が必要です。

ライセンスごとの主要機能の違いは、下表の通りです。
詳細はこちら

Creator Explorer Viewer
データアップロード × ×
ダッシュボード作成・編集 ×
ダッシュボード閲覧・操作
Tableau Desktop × ×
Tableau Prep Builder × ×

Tableau ServerとTableau Cloudは、必要なライセンスやユーザの使用感は同じです。
違いは管理者が誰になるかです。

Tableau Cloudは、Tableauが必要なものをすべて用意し、管理してくれます。
自社での管理が不要なので手軽ですが、外部インターネットを通してデータのやり取りするため、セキュリティ観点で利用許可を取るのが難しいと思われます。

Tableau Serverは、自社でサーバを用意し、自社メンバーが管理者となりバージョンアップなどを対応する必要があります。
管理の手間はかかりますが、自社に合わせたカスタマイズがしやすく、データを外に出さないのでセキュリティ面でも安心です。

Tableau Server Tableau Cloud
インストール先 自社管理下サーバ Tableauが用意したサーバ
データのやりとり 自社ネットワーク内 外部インターネット経由

3. 筆者の経験を踏まえたおすすめ

完全に筆者の経験に基づいた内容のため、セオリーに反する場合もあります。
ご了承ください。

個人利用の場合は、損はないのでとりあえずTableau Publicを入れましょう。
無料・無期限で使える!
これに尽きます。
元データがDBだとしても、CSVにエクスポートして使うので十分です。
また、公開して問題ない内容であれば、作成したViz(グラフ)を公開してみるのも良い経験になります。
良い内容であることや多くの人に見られることが重要ではなく、人から見られる場所に公開する行動に意味があると思っています。

業務利用の場合は、利用シーンによっておすすめは違います。

1プロジェクト内でデータ分析をしたい場合は、分析する(グラフを作成する)メンバーは数名で、分析結果を閲覧する人も少ないです。
また、データに関しては、DBを用意しないことがあります。
そんな状況でTableau Server、または、Tableau Cloudを使ったオンライン共有を進めようとしても、準備だけで大変時間がかかりますし、様々なコストに見合った成果にはならないでしょう。
まずはTableau Desktopを使ったローカル共有を始めて、折を見てTableau Server、または、Tableau Cloudへの移行を検討するのが良いと思います。

会社全体に関わるデータの分析など、分析する人も分析結果を閲覧する人も多い場合は、最初からTableau Server、または、Tableau Cloudを使ったオンライン共有を進めて良いでしょう。
ライセンスがあるだけでは使わない人が多いので、報告資料などにTableauを使う運用にしたり、勉強会を定期的に開いたり、使われる仕組みを作るのも大事です。

また、個人的にTableau Publicを見ていて良いなと思ったのが、行政などが自分のところのデータを使ったViz(グラフ)公開している例です。
「観光」で調べてみた結果がこちら
このように、公開できるデータを業務で扱っているのであれば、Tableau Publicを使って公開するのも大変良いと思います。

さいごに

Tableauは高価で手が出しづらいと思うので、まずは無料で使えるものを試してもらって、1人でも利用者が増えると嬉しいです。

参考

  1. Tableau Publicのサーバーにアップロード(オンライン公開)したダッシュボードファイルは編集可能です。

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