はじめに
ISACA Advanced in AI Security Management™ (AAISM™)という ISACA が最近はじめた AI セキュリティに関する新しい認定資格を得るため、試験を受けてきました。
私について
- アラフィフのおっさん、日本在住
- ユー子2社、保険会社4社を経験(いずれも内資)
- ずっと IT で、それ以外の部署の経験はない
- この執筆時点は CCoE Lead
- 複数の IPA 高度資格 / ベンダーフリー / クラウド事業者の資格はいくつかあり。
- IPA は ST / SA / PM / SM / AU / SC (情報処理安全確保支援士も)
- AWS は SAA / SAP / SCS / AIF
- Google Cloud は ACE / PCA / PCSE
- Azure は AZ-900 / AI-900 / SC-900 / AZ-104 / AZ-303 + AZ-304 / AZ-500 / SC-100 / AI-102
- CISSP / CISA / CISM / CCSP は Qiita で別に執筆しており、そちらを参照してください
きっかけ
どこもかしこも AI 、特に生成 AI の取り組みが盛んになっており、自分の所属する組織でもそういう感じに。AAISM という ISACA の新資格商法ができていることは認知はしていたので、日本語で受験できるようになったら受けてみるかと思っており。そして、日本語受験できることを知ったので腰を上げてみました。
資格を知る
- ISACA公式へのリンク
-
ISACA東京支部のリンク ページを下にスクロールすると見つかる
- 2026 年 2 月のとても分かりやすい資料 PDF
- ISACA 東京支部 の説明から引用:"エンタープライズAIソリューションのセキュリティ確保とAI活用によるセキュリティ運用の改善に関する専門知識の認定を目指す、ITセキュリティ専門家向けに設計された認定資格です。セキュリティマネジメントのリーダーが、AI特有のリスクを管理し、組織全体で責任あるAI活用を実現するために必要な専門スキルを持つことを目指して、業界初のAI中心のセキュリティ管理認定資格として創設されました。"
- 前提となる資格は、公認情報セキュリティマネージャー (CISM) または CISSP (ISC2) の有効な認定を持っていること
- 前提資格が無くても受験はできます。AAISM には認定されませんが...
- 2025 年に発表された、新しい ISACA の認定資格です (en.wikipedia.org 調べ。一次情報には当たっていません)
- 継続的な学習が必要。3 年単位の認定期間で、1 年で 10CPE / 3 年で 30CPE 達成しないといけない。また CPE 加算には AI に関する学習であること、という制限あり
- 合格体験記はググってみるも、ひっかかった最初のもののみ参照するも、前提条件が違って参考にはあまりならず。
- https://note.com/n_shun_s/n/n4cb79676d86d
- (まだまだ日本語でヒットする数は少ない。英語で探す気にはなれず...)
勉強方法(準備)
- まず試験を予約。2026 年 5 月に 翌月の日程で受験会場を予約(試験日が決まらないと、どうせ勉強しない)。クレジットカード番号を入れてポチポチ申込完了。
- 次に、参考書 ISACA AAISM Official Review Manual (日本語 書籍版)
- 1週間後に米国の国際本部から UPS で配達されてきました
- デジタル版もあるが、利用期間が制限されていること、転売もできないこと、価格は紙と同じなので選択せず...
- その次に、ISACA 東京支部が実施した 2026年5月 AAISM試験レビューコース を予約。
勉強方法
- 2026 年 5 月 AAISM試験レビューコース が2日間開催された(土日)ため、最初から最後までしっかりと受講
- 配布資料がいくつかあるため(国際本部提供のレビューコースの英語版、それを訳した日本語版、ISACA 東京支部の独自の補足資料)、それは役に立ちました
- 配布資料はいずれもダウンロードする形式の PDF でした(パワーポイントもあったかも)
- 12CPE が得られるため、CISA / CISM の CPE稼ぎに大きく寄与
- そのあと試験のことは気になっているものの放置して勉強せず。前日夜に AAISM試験レビューコースの際に手元に書き留めたメモ書き (A4 表裏で 24 ページ分) の資料を小一時間ほど読み返して復習
- いままで知らなかった単語や、教師あり学習・教師なし学習・強化学習で各々用いられる手法といった暗記系の問題を主にさらう
- Udemy でコースを探してみるが、日本語のはなし、英語のもいまいちな教材しかなかったため、15 分探して打ち切り。
試験会場・試験結果
- 東京都港区 ( PSI のテストセンター )
- 自宅受験もできるようですが、いろいろ面倒なので会場受験で
- 試験は 150 分 90 問も、70 分くらいで回答と見直しを終了、提出。
- 試験終了時の画面表示にて、暫定的な合否は判明。
問題の傾向
- 公開されている問題と同じ問題は全くなし
- 四択なので、一定の実務経験や、前提資格 (CISM / CISSP) があれば、まあ何とかなるのでは
試験後、認定を受けるまで
- 当日、会場で暫定的な結果はすぐに画面で出てくる
- 10 日後、試験の各分野(3分野)毎のスコア付き合格通知が E メールで届く
- ISACA の Webサイトで認定の申請ができるようになるので、認定料 50USD を支払った後に申請
- 10 日後に、申請が通って AAISM を名乗れるように。E メールが届き、MYISACA でほかの取得済認定と同じように表示されます
要したコスト
ISACA会員であることが前提の記載です
- ISACA 受験料 459USD / 認定料 50USD / 書籍 89USD
- 書籍はそのあと売却したため、若干は費用回収できました
- ISACA東京支部 2026年5月期AAISMレビューコース 5,000 円
- 試験会場までの往復交通費
良かったこと
(毎度同じことを書いてますが)AIセキュリティに関する理解が体系的に深まったこと。
良くなかったこと
受験料が高い(ただ会社からの補助で少し補填できる)
この先どうするか
-
AAIA という、ISACA の CISA (公認情報システム監査人) の AI 版拡張みたいな試験があるため、日本語版が出てきたら受けるかもしれません。
- と思ったら、日本語・日本国内で受けた体験記はググったら出てくるな....。 ISACA公式のレビューマニュアルの日本語版が出ているし。公式のEXAM CANDIDATE GUIDE には日本語は出てこないのだが...
- ISACA 東京支部が AAIA 試験レビューコースを催してくれたら....
