テーブルの中のどのカラムの値を取得するのかをSELECTの後に記述し、
取得するテーブル名をFROMのあとに記述します。
書式
SELECT カラム名 FROM テーブル名;
テスト用に次のようなテーブルを作成し、INSERT文を使ってテーブルにデータをいくつか格納しておきます。
CREATE TABLE testUser4(id INTEGER, name TEXT, address TEXT);
INSERT INTO testUser4 VALUES(1, 'Yamada', 'Tokyo');
INSERT INTO testUser4 VALUES(2, 'Kumada', 'Osaka');
INSERT INTO testUser4 VALUES(3, 'Hoshi', 'Kyoto');
INSERT INTO testUser4 VALUES(4, 'Endou', 'Tokyo');
INSERT INTO testUser4 VALUES(5, 'Suzuki', 'Osaka');
任意のカラムのデータを取得
SELECT文を使ってこのテーブルからデータを取得してみます。
複数のカラムの値を取得するときは、カンマ(,)で区切ってカラムを指定します。
userテーブルのidカラムとnameカラムの値を取得するには、次のように実行します。
書式
SELECT カラム名1, カラム名2, ... FROM テーブル名;
SELECT id, name FROM testUser4;
id name
---------- ----------
1 Yamada
2 Kumada
3 Hoshi
4 Endou
5 Suzuki
全てのカラムの値を取得
テーブルに含まれるすべてのカラムの値を取得したい場合は、SELECT文でカラムをすべて列挙することで取得することができます。
全てのカラムを指定する以外に、全てのカラムを順番通りに取得する場合には、カラムの代わりにアスタリスク(*)を記述するとすべてのカラムを指定したのと同じ結果となります。
書式
SELECT * FROM テーブル名;
SELECT * FROM testUser4;
id name address
---------- ---------- ----------
1 Yamada Tokyo
2 Kumada Osaka
3 Hoshi Kyoto
4 Endou Tokyo
5 Suzuki Osaka