- 私がSalesforceで開発を始める際にやることをまとめました
開発ツールのインストール
Salesforce Logins
- https://chrome.google.com/webstore/detail/salesforce-logins-by-syne/mhpbcjokcjoldhjcapkcmfkkkgepapgm
- Google Chrome拡張
- Salesforceアカウントを複数管理&自動ログインできます
- 類似拡張にForce.com LOGINSがありますが、こっちのほうがおすすめです
Visual Studio Code
- Salesforce Extension Packプラグインを入れます
Salesforce CLI
- https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.sfdx_setup.meta/sfdx_setup/sfdx_setup_install_cli.htm
- 次のコマンドでインストールされたことを確認します
sfdx plugins --core
開発環境の作成(Salesforce)
開発用Sandboxの作成
- 本番環境にログインします
- [設定] > [環境 - Sandbox]を選択します
- [新規 Sandbox]ボタンをクリックします
- 名前と説明を入力します(作成元は本番のまま)
- Developerを選択して「次へ」
- Sandboxが作成されるのを待ちます(丸一日くらい)
- Sandboxには次の本番環境のユーザーコピーが作成されるので、それを使ってSandboxにログインできます
- ユーザ名:(本番環境のユーザ名).(Sandbox名)
- パスワード:(本番環境のパスワード)
- メールアドレス:(本番環境のメールアドレス).invalid
開発環境の作成(ローカル)
- Salesforce標準機能で補えないようなページが必要になった場合、Apexを用いて独自にページを作成する必要があります
- Apexの開発はSalesforce内のエディタでも行えますが、VS Codeで行ったほうが色々捗るので、ローカルに開発環境を構築しておきましょう
Salesforceプロジェクトを作成(初回のみ)
- VS Codeのコマンドパレッを開き「SFDX: プロジェクトを作成(Create Project)」を選択します
- 「標準(Standard)」を選択します
- プロジェクト名を入力します(適当に分かりやすい名前で)
- プロジェクトが作成されます
Salesforce認証(タイムアウトする度に行う)
- コマンドパレットから「SFDX: 組織を認証(Authorize an Org)」を選択します
- 組織の名称を入力します(適当でOK)
- 「Sandbox」を選択します
- ブラウザが開き、Salesforceのログイン画面が表示されるので、Sandbox環境のアカウントを入力します
- 初回のみアクセス許可を求める画面が出るので「許可」をクリックします
Salesforceメタデータの取得
- 認証が完了すると、VS Codeの左ペインに雲マーク(☁)が出現するのでクリックします
- Salesforce上のデータが表示されるので、使うデータを適宜ダウンロードします
- 開発でよく使うのは以下
- Apex Classes
- Apexクラス
- ローカルプロジェクトのforce-app/main/default/classesに同期されます
- Aura Component
- Lightningページ
- ローカルプロジェクトのforce-app/main/default/auraに同期されます
- Visualforce Pages
- VisualForceページ
- ローカルプロジェクトのforce-app/main/default/pagesに同期されます
- Apex Classes
ローカルデータのアップロード方法
- VS Code上で編集したファイルを右クリックします
- 「組織へソースをデプロイ」を選択します
- Salesforceへデータがアップロードされます
注意事項
- コンフリ検出等は一切行われず、後勝ちでアップロードされるので、複数人で編集する際は気をつけましょう(編集する前に最新ソースをダウンロードする)
おまけ
Community Cloudを使う場合
Communityの有効化
- Sandbox環境にログインします
- [設定] > [機能設定 - コミュニティ - コミュニティ設定]を選択します
- [コミュニティの有効化]をクリックします
- ドメイン名を入力して有効化します(会社名を入れるのが一般的)
Communityの作成
- Sandbox環境にログインします
- [設定] > [機能設定 - コミュニティ - すべてのコミュニティ]を選択します
- [新規コミュニティ]をクリックします
- Build Your Ownを選択します
- [使用を開始する]をクリックします
- コミュニティ名を入力して保存します(コミュニティ名は後から変更可能です)
Einstein Analyticsを使う場合
Analyticsの有効化
- Sandbox環境にログインします
- [設定] > [機能設定 - 分析 - Analytics - 始めましょう]を選択します
- [Einstein Analyticsを有効化]をクリックします
Analytics管理権限の付与
- Sandbox環境にログインします
- [設定] > [ユーザ - ユーザ]を選択します
- Analytics管理権限を付与したいユーザをクリックします
- [権限セットの割り当て] > [割り当ての編集]を選択します
- Einstein Analytics Plus システム管理者を追加します
- 保存します