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DataCore vFiloを試してみる

Last updated at Posted at 2019-11-15

2019年11月14日に発表されたので早速インストールして使ってみます。

ダウンロード

https://www.datacore.com/products/vfilo/trial/
ここのフォームに入力して、自動応答で届くメールにかかれているリンクからインストール用ISOファイルをダウンロードします。

仮想マシンの作成

今回はESXi上につくります。物理サーバーでもOKです。
可用性を気にしなければ最低2台でOKで、メタデータサーバーのAnvilとNASになるDSXの2つです。

多分、CPU、メモリ、10Gbpsは要件を下回っていても動くと思います。多分。

評価版の要件

Anvilの要件

  • 8 cores or 8 vCPUs
  • 16 GB Memory
  • 30 GB boot disk
  • 1 additional 16 GB disk drive
  • 1 NICs (10 Gbps)

DSXの要件

  • 8 cores or vCPUs
  • 8 GB Memory
  • 30 GB boot disk
  • 1 additional 16 GB disk drive
  • 1 NICs (10 Gbps)

全体
- ゲストOSは【CentOS 7 (64-bit)】にします。
- ホストと時刻同期は絶対オフにしましょう。全てのDSXはAnvilと同期します。
- 余裕があればすべてのメモリを予約して、感度を[高]にします。

インストール

Anvilのインストール

Install vFiLOを選択
image.png

インストール先は30GBの方を選択
image.png

ACCEPTを選択
image.png

最初はAnvilを選択
image.png

本番環境の要件は評価版より高いようです。けっこう高いリソースを要求されますね。警告文にめげず進みましょう。
image.png

ボンディングを組まないならそのままNEXTを選択
image.png

上から順に入力していきましょう。
パスワード入力は英語キーボードなので注意!!!あとからGUIで変更可能なのでこの時点では無難なパスワードにしましょう。
INSTALLを選択して待ちましょう。
image.png

無事に終わるとこんな画面になります。次はDSXをたてましょう。
image.png

DSXのインストール

また同じように30GBのディスクを選択
image.png

今回はDSXを選択
image.png

これがDSXの本番環境の要件のようです。
image.png

また同じようにネットワーク設定を入れます。最後にAnvilのIPアドレスとパスワードを入れてクラスターに参加しましょう。
image.png

この画面が出てきたら無事に完了です。続きはAnvilのIPアドレスをブラウザーから開いて設定しましょう。
image.png

初期設定

ユーザー名はadminでパスワードはAnvilのインスール時にしていしたものを使ってログインしましょう。
image.png

ボリューム追加

まずはDSXのボリュームを使えるようにします。
Storage Systemsを選択して、+Volumeをクリック。
image.png

左にチェックをつけて、Next Stepをクリック、さらに何度かそのままクリック。
image.png

完了したら試しに右端にあるペンのアイコンをクリックしてみましょう。
Operational Targets(運用中の目標値か期待値 or ≒しきい値といったところでしょうか)
Capabilities(マウントするときに測っているようです)
image.png

ドメイン参加

試しにドメインに参加してみます。
image.png

無事に参加できるとこんな画面になります。
image.png

共有の作成

こんな感じで適当に名前とサイズを決めましょう。
image.png

ユーザー作成

ドメイン参加していないクライアントからでもテストできるようにSMBアクセス用のユーザーを作りましょう。
image.png

SMBで開く

他のPCから開いてみます。シングルネームスペースの要になるフローティングIPはまだ設定していないのでDSXのIPアドレスかFQDNを指定します。
image.png

試しに10GBのファイルをコピーしてみました。いい感じに10Gbpsのフルレート出ていますね。何度か試しましたが毎回ほぼ同じスピードが出ていました。悪くないです。
image.png

最大40台までスケールアウトさせられますので仮想マシンで作成しても計400Gbpsが期待できます。ベアメタルでもっと速いNICを使えばもっと高い値も期待できます。

次回から様々な機能を順に試していきます。

続きはこちら。

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