サーバ証明書とFQDN一致確認
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サーバ証明書には、FQDNを識別するためのフィールドがある
- 旧:commonName(CN)
- 新:subjectAltName(SAN, dNSNameなど)
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ブラウザはアクセス先のFQDNと証明書のSAN/CNを比較し、一致していればTLS接続を許可
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一致しなければ警告や接続拒否(偽サイトや中間者攻撃を防止)
例
- 正常:アクセス先
www.example.com
、証明書SANにwww.example.com
→ OK - 偽装:アクセス先
www.example.com
、証明書SANがevil.example.net
→ NG
ポイント
- SANは複数のFQDNを登録でき、マルチドメイン対応が可能
- CNは互換用。新規発行はSAN利用が推奨