一言でいうと
AWS App Runnerは、インフラやコンテナの知識無くてもWebアプリケーションやAPIを簡単にデプロイし、スケーリングも自動化できるAWSのサービスです。
インフラ管理の知識がなくても、App Runnerを使えば、コンテナ化されたアプリケーションをスムーズに稼働させられます。これで、開発に集中でき、手間のかかるインフラ設定は不要になります！
もう少し詳しく
ここから、App Runnerの基本的な構成要素をわかりやすく見ていきましょう。
基本の構成要素とキーワード説明
1. ソースコードやコンテナのリポジトリ
App Runnerは、デプロイしたいアプリケーションの「ソースコード」や「コンテナイメージ」を管理するリポジトリにアクセスして、その内容をもとにアプリケーションをデプロイします。
- ソースコード：アプリのプログラムファイル（例：GitHub上のプロジェクト）
- コンテナイメージ：アプリケーションを実行するための必要な環境をまとめたパッケージ（例：Amazon ECRに保存されるイメージ）
2. 自動デプロイ
App Runnerは、ソースコードやコンテナイメージに変更があるとその更新を検知し、自動で新しいバージョンのアプリケーションをデプロイします。これにより、アップデート作業がスムーズになり、常に最新の状態でアプリケーションを提供できます。
- デプロイ：アプリを稼働可能な状態にセットアップしてユーザーが利用できるようにすること
- 自動化：App Runnerが、手動作業なしで更新からデプロイまでを自動で行ってくれる仕組み
3. オートスケール
トラフィックが増加したときに、App Runnerは自動でコンテナの数を増やし、逆にトラフィックが減るとコンテナ数を減らすことでリソースを効率的に利用します。これにより、トラフィック量に合わせてアプリケーションが安定して稼働します。
- スケーリング：必要なリソースの増減を調整すること
- コンテナ：アプリケーションが動く環境をまとめた仮想的な実行環境
具体例：To-Doリストアプリをデプロイしてみよう
例えば、簡単なTo-Doリストアプリを開発したとしましょう。このアプリをAWS App Runnerを使って公開する手順を解説します。
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ソースコードやコンテナの指定
GitHubやAmazon ECRに保存してあるアプリのソースコードやコンテナイメージをApp Runnerに指定します。App Runnerはここからコードやイメージを取得し、アプリのデプロイ準備をします。 -
自動デプロイ設定
アプリケーションのソースコードに変更があった場合に、App Runnerが自動的に更新を検知し、新しいバージョンをデプロイするよう設定します。これにより、To-Doリストアプリが常に最新の状態で提供されます。 -
スケーリング設定
App Runnerでは、トラフィックの状況に応じてコンテナ数を自動調整できます。これにより、ユーザー数が増加してもアプリの負荷が分散され、アプリが安定して動作します。
このように、App Runnerを活用すれば、コードをリポジトリに配置し、自動デプロイとスケーリングを設定するだけで、迅速かつスムーズにアプリケーションを運用できます。初心者でも簡単にインフラ管理ができ、プロダクト開発に集中できるのが魅力です。
神様仏様、BulidersOnlineさま
「欲しかったのはこのAWS AppRunnerでした」 という熱い言葉から始まります。
アメリカン！
いつもお世話になっております。ちょうどこのあたりからAppRunnerのお話。
まとめ
AWS App Runnerは、インフラ管理に時間をかけずにWebアプリケーションをAWS上で稼働させるためのサービスです。開発者はApp Runnerの自動化機能を活用して、インフラの管理負荷を減らしつつ、サービスの拡張性を確保できます。手軽にWebアプリをAWS上にデプロイしたい方は、ぜひApp Runnerを試してみてください！