Vagrantとは
Vagrantとは、VirtualBoxなどの仮想環境にOSのインストールなどの環境構築を数コマンドで実現してくれる便利なもの。という認識です。
通常、環境構築(OSのインストールなどなど)は、結構手間がかかります。Linuxだと便利なコマンドはあとでyumとかで入れないといけないですし。仕事先の環境では、インストールされているコマンドも、まっさらに構築した環境では「そんなコマンドありません。」地獄でイライラします。
macOSでのVagrantでの環境構築した際の手順を残しておきます。
環境
- macOS 10.14
- VirtualBox 6.0.6
- Vagrant 2.2.4
VirtualBox Vagrant導入
homebrew-caskで導入します。この記事を参照。
$ brew cask install virtualbox
$ brew cask install vagrant
作業用ディレクトリを作成
$ mkdir vagrant
$ cd vagrant
box作成
ここで、VMの元になるboxファイルを作成(インストール)します。
インストールは、作業用ディレクトリに移動したのち、対象のboxのNewタブのコマンドを実行します。
例では、bento/centosのboxを紹介します。
boxの確認
$ vagrant box list
bento/centos-7.6 (virtualbox, 201812.27.0)
上記例通りにすると、vagrant box listでboxの確認ができます。
Vagrantfileの確認
作業用ディレクトリには、Vagrantfileも生成されているので確認します。
仮想マシンの起動
作業用ディレクトリでvagrant upで仮想マシンが使える状態で起動します。
$ vagrant up
仮想マシンの起動の確認
$ vagrant status
running(virtualbox)
となっていれば、正常に起動しています。
SSH接続
Linuxでは、SSHで作業するのが一般的だと思いますので、SSHの接続方法
$ vagrant ssh
仮想マシンの停止
停止もワンコマンド
$ vagrant halt
仮想マシンの削除
いらなくなった仮想マシンを削除します。
$ vagrant destory
boxの削除
もはや、元となるboxも使わなくなった場合
$ vagrant box remove [box名]
で削除することができます。
さいごに
Vagrantは一瞬で環境構築できるので便利ですね!