ゲームで使うモデルのモーション作成めんどくさいなーと思っていたら
mocopiが発表されたので速攻で予約しました
初のモーションキャプチャーでしたが非常に使いやすいので記事にします
メモ書きの立ち位置なので参考にはあまりならないと思います
mocopiとは
手足腰頭の6点にデバイスを装着してスマホと連携するだけでモーションキャプチャーができるデバイスです
加速度センサー+角速度センサーをBluetooth通信でスマホに送信し、AIで各部位の位置を推測しています
https://www.sony.net/Products/mocopi-dev/jp/documents/Home/Aboutmocopi.html
VIVEトラッカーなどと比べると精度は低いのですが
・非常に軽量(8g×6)
・手足腰頭の6点なので着脱が簡単
・PCがない環境でもスマホで撮影可能
・5万円と非常に安価
などのメリットがあります
デメリット
・やはり精度は高くない。イメージ伝達用のモックに使うのはあり
・手を上げたとき、両手でなにかを持った時は大体ズレてる
・割とすぐズレていく。10分くらいしたらリキャブレーションが必要
・ちゃんとしたデータを作ろうとすると手直しが多すぎて厳しそう
・腰に付けるので座ると邪魔
・装着感がないからといってトイレに座るとホールインする危険があるので注意
トラッキングデータをリアルタイムでPCのUnityで利用する
mocopiが mocopi Receiver Plugin を提供しています
https://www.sony.net/Products/mocopi-dev/jp/documents/ReceiverPlugin/Overview.html
- DLしてプロジェクトを開いてサンプルシーンを読み込みPlay
- mocopi側でPC接続設定をしてモーション送信を送る
- IPアドレスの欄に送信先のPCのIPアドレスを入れてください
- localhostにしか対応していません
Name | ID |
---|---|
/td> |
- するとUnity側でトラッキングデータを受け取ってモーション再生してくれます
- うまくいかないときはスマホが家のLANに入っているか、mocopiでモーションの送信になってるか確認してください
port指定ができるのでmocopiごとにportを指定することで
複数人のトラッキングにも対応していると思われます
BVHをDLしてモーションデータとして利用する
- mocopiのモーションモードで撮影保存
- BVHファイルがmocopiフォルダに出力されるのでPCに転送
- 私(iPhoneSE2)はGoogleDriveに挙げてからPCでDLしてます
- アップロード > 参照 > ブラウズ > このiPhone内 > mocopi
- 私(iPhoneSE2)はGoogleDriveに挙げてからPCでDLしてます
- BlenderでBVHをインポート
- 適当な人型モデルを用意してFile - Import - MotionCapture(.bvh)
- モーションデータを人体モデルに適用
- FBXとして出力
- Unityで取り込み
あとがき
blenderでモーションを打ち込んでいくのに比べれば
かなり簡単にモーション作成できるようになりました
なにか作らないと...