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内定者インターン生が振り返る、やってよかったこと3選

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Last updated at Posted at 2025-12-13

はじめに

この記事は、LITALICO Engineers Advent Calendar 2025カレンダー2の13日目の記事です

はじめまして!今年の7月から内定者としてインターンをしている@tsunami273です。

入社前はWeb開発もチーム開発もほぼ未経験。
そんな不安だらけの状態から、最初の3ヶ月のWebアプリ開発研修を経て、今はOJTとして開発に参加しています。

本記事を書くにあたって、「もし入社前の自分にアドバイスできるなら?」という視点でインターン生活を振り返ってみました。

過去の自分に向けたこのメッセージが、これからインターンや新卒として入社される方の不安解消や具体的な一歩に繋がれば幸いです🌸

想定読者

  • インターンや新卒で入社前の方
  • インターン生や新卒が何を考えているか知りたい先輩方
  • (半年前の私)

やってよかったこと3選

結論から言うと、以下の3点になります。

  1. 未熟さをアピールする
  2. 振り返りの質を高める
  3. 失敗を恐れずチャレンジ

それぞれの項目について、やろうと思ったきっかけとなる課題から振り返り、それに対してどう対応し、どのような結果が得られたのかを具体的にお話ししていきたいと思います。

1. 未熟さをアピールする

☔️課題

研修中もOJT中の今も、毎日わからないことの連続です。

しかし、入社当初の私は「先輩に迷惑をかけてはいけない」という思いが強く、どうしても手詰まりの時以外は、自分から悩みや困りを相談しにいくことができませんでした。

どうしてもの手詰まりは解消できているので、問題なく研修を進められているように見えますが、実際には小さな疑問や不確かな理解を解消しきれずに積み重ねている状態です。

😭「このまま不確かな理解を積み重ねたまま何年も経過するのは何よりも怖い...!」

このような強い危機感が次第に芽生えてきました。

そこで、自分一人でどうにかしようという考えを捨て、チームや先輩に「助けてもらえる人材」になろうと、意識を大きく方向転換することにしたのです。

🤔考えたこと

そもそも、先輩方は私の未熟さをどこまで正確に把握してくださっているのでしょうか?

忙しい先輩方は、当然ながら私のやっていること全てを細かく把握されているわけではありません。
「未熟な新人が入ってきたな」とは認識されていても、「どこまでは理解して一人でできて、何がわかっていないのか」という私の知識や理解度の粒度までを、細かく正確に把握するのは難しいはずです。

しかし、正確な状況が伝わらなければ、適切なタイミングで適切なレベルのサポートを受けることができません。

したがって、分からないことを自分から聞きにいくことはもちろん、自分が今やっていることや考えていることをできるだけ細かく開示することが重要だと考えました。
この情報開示を通じて、「この新人は今これくらいの知識と理解度なんだな」という現状を知っていただくことが、スムーズな助言と成長につながると思います。

💪対応

1. できないことを堂々とアピールする

これは、時間を取ってもらうことを前提に、具体的な成果物や質問を持って先輩に助けを求めるアプローチです。

  • 例えば、「資料の書き方が難しいのでフィードバックをください!」とPdMに相談した際は、スプレッドシートの添削だけでなく、おすすめの本まで紹介してもらえました
  • また、インフラの理解が怪しいと感じた時には詳しい方に質問しに行き、構成図を見ながら丁寧に解説してもらうことができました

2. できていないかも…と控えめにアピールする

直接質問するほどではないが困ったこと、悩んだことを、IssueやPRのコメントとしてこまめに残すようにしました。調べたことや実装を追ったときのログを残すことも意識しました。

  • ログを残しておくことで、たまたまそれを見た先輩から指摘やアドバイスをいただけることがありました
  • (思考の流れを記録しておくことで、正しく理解できたと思いこんでいるが実は間違っているという誤解に気づいてもらえるかもという期待もこめています)

3. 大前提:一旦自分で頑張ってみる

ただし、これらのアピールの前提として「まず自分で頑張ってみる」ことを徹底しました。

0から質問すると、先輩の時間を取るだけでなく、なぜ自分で解決できなかったかの分析が「調べなかったから」に帰着してしまいがちです。
まず自分で考え、その上で先輩の解決策を知ることで、何の知識が足りなかったのか、どういう調べ方をしたら良かったのかといった「先輩との差分」からも学びを得られるからです。

🌸結果

できないことを晒して先輩の助けをもらうたびに、一人で考え続けたり隠してやり過ごしたりしていたら得られなかった情報や視点を得られるので、自分の手札が増えていくことを実感しています◎

記録をこまめにしておくことで、直接質問したくなった時の資料として使えたり、質問内容の整理に役立ったりすることもあり、質問する時になんだかうまく話せないことが減るという副次的な効果もありました。

入社から半年経っても分からないことはまだたくさんありますが、分からないなりに解決の糸口を見つけることはできるようになり、一歩成長できたと思っています🐥

2. 振り返りの質を高める

☔️課題

研修初日から今日まで毎日、退勤前にその日の振り返りを行い、うまくいかなかったことの原因を探り、次からどうしたら良いかを考えてきました。

しかし、いざ似たような状況になった時に「結局どうしたら良いんだっけ?」と再び同じ問題に直面することがしばしばあり、なんだか振り返りが活かせている実感がない日々が続きました。

また、先輩方に教えてもらったおすすめ記事や本を全て読んで学びたいと思ってはいるものの、量が膨大で飽和状態になり、どれも中途半端に読みかけで積み重なっています。
以前は読書が好きでしたが、最近では積読のプレッシャーで本棚を見るのが憂鬱にすらなるほどでした。

😭「毎日頑張っているつもりなのに、何も成長できていない気がする...!」

このように成長実感がなく、何をどうしたら良いのか分からないことが新たな課題として浮上しました。

🤔考えたこと

振り返りが活きていないのは、抽象的な反省で終わってしまい、具体的な行動指針として定着していないことが根本原因ではないかと考えました。

具体的な問題点は、以下の2点に集約されます。

1. 反省が具体的な行動に結びついていない

例えば、「PRの概要がうまく書けなかったから、次は誰が読んでもわかりやすいように意識して書こう」と決意したとしても、いざ次のPR作成に取り掛かる時、「誰が読んでもわかりやすいって、つまり何をどう意識したら良いのだろう?」と具体的なアクションに落とし込めません。
これでは、反省はできても行動は変えられないため、同じ問題に直面し続けます。

2. 改善項目や知識習得に優先順位をつけられていない

おすすめされた本は全て私にとって学びになるものですが、それらを全て今すぐ読もうとして手当たり次第に手を出した結果、どれも中途半端なまま積み重なっています。
これは、「今、何を改善するのが最も重要か」という優先度を把握できていないため、緊急度の低い知識から手をつけてしまっている状態だと言えます。

このように抽象的で優先度の低い行動が続いている状態を改善するためには、振り返りの質そのものを高め、次に何をするべきかを明確にする必要があると考えました。

💪対応

抽象的な振り返りを脱却し、次に何をすべきかを明確にするために、以下の2つの行動を意識して取り組み始めました。

1. 具体的なネクストアクションを設定し、試行回数を増やす

まず、(それが正解かどうか確証はなくても)具体的なネクストアクションを定めて実行に移すことを徹底しました。
なぜなら、たとえうまくいかなくても「具体的な不正解」が見つかることで、正解を絞り込むことができるからです。

実践例

  • 「PRを読みやすくする」という目標に対し、先輩方のPRはなぜ見やすいのかを自分のPRと比較してみた時、「実装の背景が過不足なく書かれていて、参照すべきドキュメントが明確」であることが分かった
  • そこで、「まずはできるだけ細かく実装の背景を書いてみる」と暫定の方針を立てて試行した
  • 多すぎて冗長だと分かれば修正すれば良い、と割り切った

このように、暫定の正解に向けてネクストアクションを具体で決めて実行し、それを元にまた振り返りをするというサイクルを回すことで、反省が具体的な行動に変わり始めました。

2. 改善項目を絞り、集中的に取り組む

できないこと全てを俯瞰した上で、「今、一番致命的で優先度の高いもの」だけに絞って集中的に直そうと試みました。

例えば、膨大な知識が積み重なり憂鬱になっていた読書をする際に、その瞬間の自分に一番必要な知識を内省し、読み終わるまで次の本は開かないと決めてみました。
常に一冊しか読むことができないという緊張感により、行動を決定する前の思考を以前より丁寧に行うようになったと思います。

また、「今はこれだけに集中するから他は諦める」という判断ができるようになりました。
理想は全ての課題を解決した完璧な状態になることですが、時間は有限なので、できることには限りがあります。
欲張るよりも、まずはできないことを一つずつ丁寧に解決することが自分にとっての最適解なんだと思えるようになりました。

🌸結果

振り返りが抽象的な反省ではなく、具体的なネクストアクションに変わったことで、日々の意思決定に迷うことが格段に減りました。
行動の結果がたとえ失敗であったとしてもその行動には理由と仮説があるため、次は必ず正解に近づくことができる、という確信を得られたからです!

また、課題は山積みでも優先順位をつけて改善に取り組めるようになったことで、あれもこれもできていないと落ち込むことが減り、その分できるようになったことに気づけるようになりました◎
その結果、「何も成長できていない」という漠然とした不安が減り、自分の成長を小さな一歩の積み重ねとして実感できるようになりました!

3. 失敗を恐れずチャレンジ

☔️課題

研修を終えてOJTとして開発に参加すると、要件整理やデプロイなどのこれまでになかった新しくて緊張感のある作業が増え、ただコードを書くだけではない難しさに直面しました。
また、PdMやデザイナー、メンター以外のエンジニアなどとのコミュニケーションをする時間が増え、技術面だけでなくコミュニケーション力のなさも痛感しました。

😭「何をやっても失敗しそうだから、とりあえず最小限のことだけやって失敗を避けたい…!」

新しいことばかりの状況で強い不安を感じ、このような守りの姿勢になりかけました。

しかし、できることだけを選んでいたらいつまでも成長できないというジレンマもあります。
このまま挑戦を避けていてはいつまでも未熟なままで、いつか後悔するだろうという危機感が新たな課題として浮上してきたのです。

🤔考えたこと

そもそも「失敗は辛いだけなのか?」という問いに向き合いました。

私は失敗すると激しく落ち込むタイプなので、理屈では無意味と分かっていても「情けない」と辛くなります。しかし、失敗によって実際に起こるプロセスを分解すると、次のような流れが見えてきます。

  1. 失敗が発生し、どうにか解決する(この過程で先輩を頼る)
  2. 情けなさで落ち込む
  3. 「二度と同じ失敗をしたくない」という強い動機から、失敗の原因を徹底的に振り返る
  4. 今後に活かせる具体的な反省と学びを得る

つまり、失敗のコスト(感情的なダメージ)を支払うことで、成長というリターンを得られるのです。
失敗しなかったらGood、失敗しても学びが得られるため、どっちに転んでも必ず前に進めるという論理にたどり着きました。

これに気づいたら、「失敗して心に傷を負うかもしれないけど、とりあえずやってみよう!」と思えますよね。

ただし、ここで重要なのは、傷を負っただけで終わらせないことです。
次から怪我をしないために「どうしたら良いか」を徹底的に考えるまでがセット、ということを忘れてはなりません。

💪対応

「どっちに転んでも前に進める」という論理を武器に、私は次の2つの具体的な行動を意識して取り組むようになりました。

1. 苦しそうな方(やったことのない方)を選ぶ

「やってもやらなくてもいいよ」くらいの温度感の提案やタスクは、今の自分にとって難しいと感じる方、つまり苦しそうな方を選ぶようにしています。

書き出してみると本当に些細なものですが、例えば以下のようなチャレンジをしました。

  • OJTのタスクのスコープを広げて要件整理からやってみる
  • プロジェクトのキックオフをやってみる
  • いつもと違うリリース方法を試す(PRをフィーチャーブランチに統合してみる)
  • 今回のアドカレのお誘いに乗ってみる🎄

当然難しいチャレンジなので、わからないことやうまくいかないことに直面しますが、それを乗り越えることで楽な選択肢では得られなかった貴重な経験をすることができています。

例えばこの記事も最初は不安でいっぱいでしたが、もし大コケしても「来年に向けた反省が得られる!」と自分を奮い立たせています。
挑戦中は辛いですが、終わってみたら学びや反省であふれており、できることを繰り返す間には得られない経験だと実感しています。

2. 苦手なことこそトライする

苦手なことこそ失敗の数も多いので、克服できたら大きくレベルアップできると信じ、日々トライを繰り返しています。

例えば、私は話すことが得意ではないことを自覚しているからこそ、積極的に話しかけにいくことを心がけています。
相談しにいくだけでなく、自分からFBを貰いにいったり、出社したら雑談しにいってみたりしています。

具体的な例だと、以下のようなトライをしています。

  • 特に難易度が高いと感じる雑談へのスモールステップとして、資料やPR、Issueを作成した際に「この書き方で伝わりやすいか、先輩ならどのように書くか」を聞きに行くようにする
  • この質問は、単なるコードレビューを超えて「先輩はどう考えるか」という抽象度の高い話になり、一方的に解説してもらうだけでなく会話がうまれる
  • スキル面で学びが多いのはもちろん、コミュニケーション力も鍛えられのでは!

「今の話し方は論理的じゃなかった」、「もっと違う言い方があったかも」といった反省は尽きません。
その度に「黙っていれば相手を困らせないし、自分も辛くならずに済むなあ…」と思いたくなります。
それでも、その失敗の分だけ「なぜうまくいかなかったのか」のストックが増えていると前向きに捉えるようにしています💪

🌸結果

積極的に挑戦した結果、失敗から得た反省と学びのストックが着実に増えてきました。

これらの学びを元に次の行動を変化させると、成功することもあればまた別の失敗をすることもあります。
しかし失敗すればそこでまた新しい学びが得られるため、振り返りをすることで次のトライへと繋がる強力な成長サイクルが生まれています。

まさに、失敗は成長のもとです。

失敗を一つひとつ潰していくことで自信を持って取り組めることが増え、最近は、凹みつつも「これは学びのチャンスだ」という前向きな気持ちで、失敗と向き合えるように変化してきました◎

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
改めて、私がインターン生活でやってよかったことは以下の3点です。

  1. 未熟さをアピールする
  2. 振り返りの質を高める
  3. 失敗を恐れずチャレンジ

これらの行動は単体で完結するものではなく、以下のように相互作用して半年間の私の成長を加速させてくれたと思います。

🎉 「未熟さのアピール」を勇気を持って行うことで、先輩方から質の高いFBをいただくことができ、より質の高い振り返りができるようになった

🎉 その質の高い振り返りによって「具体的な次にすべきこと」が明確になるという前提があるからこそ、感情的なダメージを恐れず「失敗を恐れずチャレンジ」を続けることができた

スキル面ではまだまだ一人前のエンジニアには程遠いですが、「自走するためのマインド」や「挑戦と学習のサイクル」という意味では大きく成長できた半年だったと振り返っています。
これらの学びを糧に来年はもっとレベルアップしていけるよう頑張りたいと思います💪

この記事が入社前で不安な誰かのお役に立てたら嬉しいです。

明日は@iwafsさん、@m_suganeさん、@EXcEption2zeroさんの記事です。お楽しみに!

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