【Android】Jetpack DataStoreのproguard設定（Proto DataStore編）

Jetpack DataStore の Proto DataStore（androidx.datastore:datastore）を使ったアプリで、難読化を有効にした場合にクラッシュが発生したので、proguard設定をメモがてら記載したいと思います。

※ エラーの内容は下記で、いかにも難読化の設定が不十分っぽい感じがしました。

java.lang.RuntimeException: Field showCompleted_ for e1.a not found. Known fields are [public boolean e1.a.i, public int e1.a.j, public static final e1.a e1.a.k, public static volatile k2.a1 e1.a.l]

proguard設定

下記の内容を、proguardに記述すればOKでした。

-keepclassmembers class * extends com.google.protobuf.GeneratedMessageLite {
    <fields>;
}

※ protobuf-javaの内容を参考にしました。
https://github.com/protocolbuffers/protobuf/blob/8a3c4948a49d3b38effea499fd9dee66f28cb0c4/java/lite/proguard.pgcfg

（解説）

Proto DataStoreの場合、Protocol buffersを利用して保存用クラス（ GeneratedMessageLite を継承したクラス）が生成されます。
難読化を有効にすると、保存用クラスも難読化され読み込みに失敗するようなので、前述したproguardの記述を行うことで、保存用クラスが難読化されるのを防ぐ形となっています。