プログラミングのお話の中でよく「オブジェクト指向」という言葉がでてきます。しかしどういう物なのかを調べるのがなかなか難しい物なのではないかと思います。
JavaScriptもまた、オブジェクト指向言語の1つです。
そこで、今回はJavaScriptという言語の中で「オブジェクト指向」について整理してみたいと思います。
<オブジェクト指向とは>
プログラムの組み立て方のひとつであり↓
操作の対象となる「モノ=オブジェクト」を中心にプログラムを組み立てるやり方
であります。
もう一度言うと、、、「プロパティ」や「メソッド」を使って「オブジェクト」を変化させる方法ということです。
今、2つの言葉が出てきましたが、それについて説明します。
・プロパティ
、、、、オブジェクトの状態や特性をあらわす情報
・メソッド
、、、、、オブジェクトを操作するための命令
まとめると
「プロパティ」や「メソッド」をつかって「オブジェクト」を変化させる
こういう事です。
文章だと分かりづらいかと思いますので下の絵にまとめました。
(本当はいつもの「あずまんが」でやりたかったですが絵はさすがにまずいと思って今回は車でやります。)
<オブジェクトの種類と実際の組み立て方(書き方)>
javaScriptでは、さまざまなオブジェクトを利用できますが、まずdocument
という良く知られているオブジェクトを使って「オブジェクトの基本的な構文(書き方)」をまとめてみたいと思います。
以下の様に書きます↓
document.write(' あたし美浜ちよ!これでも10才なんですよ。 ');
ちなみにdocument
オブジェクトは「ページ表示領域を操作する」ためのオブジェクトです。
それとwrite
メソッドは指定された文字列を表示するメソッドです。
まとめると、、↓
まず
①「documentオブジェクト」は「wirteメソッド」に対して、「あたし美浜ちよ!これでも10才なんですよ。」という文字列をパラメーターとして渡します。
② その結果、javaScriptは、ブラウザの「documentオブジェクト=ページ表示領域(※ 画面表示領域じゃ無いですよ、ブラウザソフトの中のページが表示されてる部分ですね)に指定された文字列を表示する」
という仕組みです。
<プロパティの場合>
もう1つ、「プロパティ」を使った例を書いてみたいと思います。
document.bgColor = "red";
結果は下で見れます↓
http://m-uehara.com/object_001/
内訳は