ClangTidyは、コード全体の品質を上げるツールとして非常に有用です。
VisualStudioを使用して開発を行っている場合、特別なインストールなどは無しでClangTidyを使用してコード分析を行うことが可能です。
本記事では、そんなClangTidyの使用方法の基本を解説します。
使用環境
VisualStudio2022
ClangTidyとは
Clang-Tidyは、Clang-Tidy は C++コードの品質と安全性を自動チェックする静的解析ツールです。
LLVM/Clangプロジェクトの一部で、コンパイルを実行せずにコードを読み取り、以下のような問題を検出します。
-
バグの温床になるコード(
ダングリング参照など) - 非効率な処理(不要なコピーなど)
-
モダンC++に反する書き方(
autoの誤用、range-based forへの変換提案など) - 可読性の低い記述(命名規則の揺れや、冗長な条件分岐)
単なる警告表示ではなく、どう直すべきかまで提案をする点が非常に強力です。
そのため、大規模プロジェクトなどで品質を保つツールとして、定番になっています。
解析方法
上部GUIのプロジェクト->プロパティから、プロパティウィンドウを開きます。
ウィンドウ左側のCode Analysisをクリックし、ウィンドウ右側のClang Tidyの有効化をはいに変更してください。
ウィンドウ左側からCode Analysis->Clang Tidyで、有効または無効にするチェックという欄を編集します。
本記事で使用した*はすべての項目を有効化するという意味です。
下記のURLから、項目一覧を見ることが可能なので、*で一度試して、いらないと思ったチェック項目を消していくのがよろしいでしょう。
自分好みのカスタマイズで、Clang Tidyを運営するのがよろしいかと思います。
プロパティウィンドウを閉じ、ビルド->ソリューションでコード分析を実行をクリックし、コード分析を行います。
警告の欄に、普段見慣れないものが出ていると思いますが、これがClang Tidyで検出された警告です。
時間に余裕があるのであれば、一つづつ見ていき、品質を高めていくのがよろしいかと思います。
総括
-
ClangTidyを使用することで、高品質のコード分析を行うことが可能 -
ClangTidyは、VisualStudioを使用している場合、インストールなどを行わなくても利用することが可能




