最初に
Power BI カレンダーの12月6日の記事になります。
自己紹介
佐賀県の小売業(和服業)で情シスをしています。
Power Platformを使って、データを利活用する取り組みを行っています。
内容
総務よりSNSの登録者数やPower Appsで登録した情報の集計を店舗毎にデータでほしいとの要望があり、
総務の場合、ビジネス分析より店舗評価や他のサービスとの連携多くデータのエクスポート依頼が増えると思い記事にしてみました。
レポートからのエクスポート
最初に思いつくのはレポート内にテーブル・マトリックスビジュアルやを作成しエクスポートする方法だと思います。
ただエクスポートすることを前提にしていないので、テーブル・マトリックスビジュアルからのエクスポートはあまり望まれた方法ではありません。
改ページ対応レポート
改ページ対応レポートとは
改ページでのレポートを作成をし、豊富な形式でのデータエクスポート機能を持っているレポートになります。
また改ページ対応レポートは現在プレビュー段階の機能となっています。組織に展開する際はプレビュー段階であることを考慮してください。
レポート設定
今回はPower BIサービス側に発行しているレポートのセマンティックモデルを使って、改ページ対応レポートを作成します。
セマンティックモデルの・・・ボタンをクリックし、改ページ対応レポートの作成をクリックします。
Power BI Report Builderについて
改ページ対応レポートの編集ですが、Power BI Report Builderアプリを使って改ページ対応レポートを作成する方法とPower BIサービス画面から改ページ対応レポートを作成する方法があります。
Power BI Report Builderのアプリを使用する場合には、アプリをダウンロード後、インストールする必要があります。
今回はPower BIサービス画面からの説明を記載したいと思います。
Power BIサービス画面からの作成
表示する項目の指定
レポート作成と同様で、データから表示するカラム名とメジャーを選択します。
ヘッダ名の変更
またヘッダ名を変更する場合には、エディタ画面にて直接ヘッダ名を変更することが可能です。
集計行の表示有無
集計行が不要な場合には、表を選択すると、「票の書式」のタグが表示されるので、「集計行を含める」のチェックをはずすと、集計行を外すことができます。
豊富なファイル形式によるエクスポートとレポート購読機能
レポートからのエクスポート
ホームタブのエクスポートより、豊富なフォーマット形式にてエクスポートをすることが可能となっています。
レポートを購読機能
手動によるエクスポートではなく、定期的にファイルを送ってくださいと言われた場合には「レポートを購読する」にて、スケジュールした日時に指定したをメールにて送ることが可能です。
まとめ
会社内でPower BIを運用していると、データのエクスポートや印刷の話が出てきます。
どうしてもエクスポート・印刷が必要だった場合には、改ページ対応レポートから出力してもらうようにしてもらうのも一つの方法だと思います。