最初に
この記事はMicrosoft Power Automate Advent Calendar 2023 22日目の記事です。
自己紹介
佐賀県の小売業(和服)で情シスをしています。
社内ではPower Automate for Desktop(デスクトップフロー)の開発者が多く、Power Automate(クラウドフロー)の開発者が私しかおらず、増やしたいのだがなかなか増えないのが悩みの種です。
内容
社内で取り組んだ事業の一つで、Power Platformを利用した「内製化による業務アプリ作成とデータ分析」が、日本DX大賞を受賞して、様々なメディアで紹介されたのですが、Power Appsはテレビ・新聞の取材で紹介され、Power BIについても取材の内容で質問・記載があったのですが、Power Automateが裏で動いていたこともあり紹介されることがなく、DX大賞の影の立役者であるPower Automateの一部を紹介したいと思い記事にしてみました。
イベント等の通知
お客様の誕生日等のイベントについて、チャットに通知を出すことにより、営業社員が常にアプリを開いているわけではなく、大切なお客様のイベントを見過ごす可能性があったため、Power Automateにてイベントが近づく際にチャットに通知を出す仕組みを設けています。
地元テレビ局の営業社員へのインタビューにて、
「毎朝ちょっと見て、そして今月のお客様の誕生日『あっ今日だった!』って思って電話します」
は誕生日通知を見てアクションしており、お客様のサービス向上に役立っています。
LINE友達登録者数の状況通知
DX事業のひとつで、LINEによるお客様コミュニケーション設計で、LINEの昨日の登録者数と累計での登録者数をマーケティングツールからダウンロード、エクセルで加工しチャットに貼り付けをしていた。
Power AutomateにてPower BIのセマンティックモデルから店舗別の昨日友達登録数、累計友達登録数のDAXクエリを発行し、チャットに通知することにより業務効率化を行う。
まとめ
テレビ・新聞の取材では、Power Automateを説明するのが難しく使っていないように思われがちですが、Power Automateは影の立役者として活躍しており、DX事業の裏側を支えています。