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GA4で特定のIPアドレスを除外する方法

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はじめに

「Google Analytics 4に移行はしたが、正確な数字が取れているか怪しい...」
「会社のIPアドレスを除外して正確なアクセス数を知りたい」
「リモートワーク社員全員のIPアドレスも除外したい」

そんな悩みを持つ方向けに本記事を作成しました!

読みながら、手を動かすと10分ほどで設定できますので、お試しください。(反映には数時間-半日かかります)

記事の流れ
1. GA4でIPアドレスを除外する理由
2. GA4コンソールでIPアドレスフィルターを作成
3. 作成したIPアドレスフィルターを適用

GA4でIPアドレスを除外する理由

「そもそもなぜGA4でIPアドレスを除外する必要があるの?」

例えば、会社内でGA4を設定しているサービスのアクセスは内部テストや動作確認、開発といったことが目的になると思います。

これらのアクセス数がアナリティクスデータに含まれてしまうと、実際のサイト訪問者の行動分析が難しくなってしまいますよね。

そこで、開発やテストで使うIPアドレスを除外するで、実際のユーザーの行動に焦点を当てた分析が行うことができるようになります!(=内部トラフィックの除外)

GA4の特定IPアドレスを除外する手順

それでは具体的にGA4で特定のIPアドレスを除外する手順を解説します。

①:IPアドレスを特定する

Googleで「IPアドレス 確認」などで検索するとIPアドレスの確認ツールが出てきます。

自分や会社など除外したいIPアドレスをメモしておきましょう。

②:GA4コンソールでIPアドレスフィルターを作成

  • 対象のGA4コンソールを開いて、左下の歯車マークから『プロパティ欄 > データストリーム』を選択
    image.png

  • 『データストリーム > 対象のストリーム』を選択
    image.png

  • 『Google タグ欄 > タグ設定を行う』を選択
    image.png

  • 『Google タグ欄 > 内部トラフィックの定義』を選択
    image.png

  • 内部トラフィックの定義ページで『内部トラフィック ルール』 追加ボタンを押す
    image.png

  • 内部トラフィックルールを画像のように記入し、『作成』ボタンを押す
    image.png

  • 再度内部トラフィックルール定義ページにリダイレクトされ、作成したルールが存在すれば完了
    image.png

③:作成したIPアドレスフィルターを適用

  • 対象のGA4コンソールを開いて、左下の歯車マークから『プロパティ欄 > データ設定 > データフィルタ > Internal Traffic』を選択し、編集画面へ移動
    image.png

  • 『フィルタオペレーション:除外』『パラメータ値がInternal』『フィルタの状態が有効』になっていることを確認し、保存ボタンを押下
    image.png

  • モーダルが表示され『フィルタを有効にする』を押下

    • モーダル指示が怖い言葉ですが、内容は簡単
    • 一度フィルタを有効にすると、有効にした期間はフィルタ越しのデータが反映されるので、ズレが生まれるが良いか?という意図

image.png

終了!!!適用されるようになりました!!!お疲れ様でした!!!

反映には数時間〜半日程度かかりますので、気長に待ちましょう。

おわりに

この記事ではGA4のIPアドレス除外の手順を記載してきました。

GA4で正確なユーザーの行動を追って、ユーザーが満足できるサイトにするためにIPアドレスの除外は早めにやっておくと、適切なデータ分析が可能になります。

ぜひ、手軽なので、この記事を元にIPアドレスの設定を行ってみてください!

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